辛味大根(からみだいこん)
■辛味大根とは
●辛味が強い大根の総称
辛味大根と呼ばれているものは普通の大根より小ぶりで辛味が強く、水分が少ない大根の総称です。
一言で辛味大根と言っても、親田辛味大根やねずみ大根など古くから栽培されてきたものや赤いもの、緑色のものなど様々です。
●そばやうどんの薬味に
辛味大根はその辛味と、水分が少なくおろしにした時に水気が少ないので、そばつゆなどが薄まらないと言うこともあり、そばやうどんに用いられる事が多い大根です。ただ、非常に辛いので、普通の大根のような煮物などにはむいていません。
●辛味成分アリルイソチオシアネート(芥子油)
大根の辛味はアリルイソチオシアネート(芥子油)と呼ばれる成分によるもので、おろすことで酸素に触れ精製されます。辛味大根にはこの成分が普通の大根より沢山含まれており、これには抗癌作用や抗菌作用があるとされています。
■主な辛味大根の種類
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