●宮内伊予柑(みやうちいよかん)とは
◆宮内伊予柑の来歴
宮内伊予柑は松山市平田町の宮内義正氏が、1955(昭和30)年に自園のイヨカンの中から発見した枝変わりで、これを接木によって増殖した品種です。1966(昭和41)年に「宮内伊予柑」として農林省に種苗登録されています。
宮内伊予柑は従来の伊予柑に比べ、成熟が20日ほど早く、結実がよく隔年結果が少ない豊産性で、また皮は濃い橙色で艶があり、薄く手剥きやすい上、果肉は柔らかく多汁で酸味が少なく、種子も少ないなど品質的にも優れていたため、愛媛県では本種への切り替えが進み。1970年代には主力品種へとなっていきました。
◆実際に食べてみた宮内伊予柑の食味
撮影試食した宮内伊予柑は3月4日に購入した愛媛県の興居島(ごごしま)産です。
果皮は綺麗な橙色で艶があり、手で皮をむくことが出来ました。
ジョウノウ膜は食べるには厚く、剥いて中のサジョウだけを食べる感じですが、ジョウノウ膜は綺麗に剥がれ、果汁が多く柔らかいわりにサジョウの房は崩れず綺麗に剥く事が出来ました。
食べると伊予柑らしい甘味とバランスのいい酸味が口に広がりとても美味しいです。計ってみた糖度は12.1~13.3%でした。
●宮内伊予柑の写真ギャラリー
各画像をクリックしていただければ拡大画像がご覧いただけます。
撮影機材: CANON EOS R5 , RF100mm F2.8 L MACRO IS USM , EF100mm F2.8Lマクロ IS USM , RF28-70mm F2 L USM , SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO
ロゴなし元画像サイズ:約4500万画素 8192X5464pix 350dpi RAWデータあり
< 出 典 >
※ 「宮内伊予柑母樹 1本」 松山市ホームページ
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