ザ・キング:来歴や特徴と産地や旬

ザ・キング いちじく イチジク

●ザ・キングとは

◆皮が黄緑色のイチジク

 ザ・キングはアメリカ原産の海外品種で、近年各地で栽培が広まっています。夏果だけの品種となっています。

 アメリカでは単に”King”という以外に、”Desert King”とも呼ばれています。

◆ザ・キングの特徴

 ザ・キングの果実は40~150g程の短卵型で、熟しても果皮が色付かず黄緑色のままで、裂果しにくいのが大きな特徴です。熟すと中は一般的なイチジクと同じように赤くなります。

ザ・キング いちじく イチジク

◆実際に食べてみたザ・キングの食味

 今回入手したものは京丹後の久美浜にある「いえき農園」から取り寄せたものです。

 ふっくらとした形の果実は外皮が黄緑色で、開口部は小さめ。

ザ・キング いちじく イチジク

 食べてみると舌触りが滑らかで、バナーネ程の甘さはありませんがとても美味しいイチジクでした。皮の表面は一般的なイチジクに比べつるっとしており、皮ごと食べてもあまり気にならない感じでした。

●主な産地と旬

◆主な産地と生産量

ザ・キング いちじく イチジク

 ザ・キングの生産量は統計データが無く詳しい情報は分かりませんが、本州から四国、九州まで広く栽培されているようです。とは言っても、どこもまとまった量を産しているわけではなく、そのほとんどが産地で消費されているようです。

 また、佐賀県唐津市の富田農園では「キューティーキング」という名称で出荷されています。

◆ザ・キングの収穫時期と旬

 ザ・キングは夏果の実の品種特性で、露地栽培で6月中下旬から7月中旬にかけて収穫されています。

旬のカレンダー

品種 5月 6月 7月 8月
ザ・キング                        

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