ナポレオン<さくらんぼの品種
■ナポレオンとは?
●ヨーロッパ生まれの品種(英)Royal Ann(仏)Napoléon Bigarreau
ナポレオンはヨーロッパ各地で古くから作られてきた品種で、その来歴は諸説あり確かなところはわかりませんが、現在の名称は1800年代にフランスの皇帝ナポレオン・ボナパルトが亡くなった後、彼にちなんで命名されたそうです。
日本にも早くから導入され、明治時代には「那翁(ナポレオン)」と呼ばれています。
現在もサクランボの産地では栽培が続けられ、この品種をもとに佐藤錦をはじめ新たな品種が生み出されています。
●ナポレオンの特徴
ナポレオンの果実はやや縦長のハート形で、大きさは7g程です。
果皮の色は黄色い地に明るい赤で、完熟したものは全体に赤く色づきます。
果肉はとてもジューシーで糖度も高く、また、それとともに酸味もそこそこありとてもおいしく、古くから作り続けられてきている訳がうなずけます。
■ナポレオン主な産地と旬
●主な産地と生産量
政府がまとめた平成25年産の栽培面積を見ると、やはり山形県がダントツに広く、全国の76%ほどを占めています。次いで青森県、新潟県となっています。
●ナポレオンの収穫時期と旬
収穫は開花後60~65日とされ、6月下旬から7月上旬にかけてとなっています。
旬のカレンダー | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | ||||||||
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ナポレオン |
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