ボイセンベリー(ボイズンベリー)の選び方と保存方法や食べ方
■美味しいボイセンベリーの選び方と保存方法
●収穫するのは赤黒く色付いてから
ボイセンベリーは、実ができ始めた頃の黄緑色から、熟すにつれてラズベリーのような綺麗な赤色になってきます。綺麗な赤い色になると美味しそうなのですがこの時点ではまだ甘みが少なく酸味が強いので、生のまま食べるのであれば更に熟して、実が赤黒くなってからにしましょう。
●収穫後または買って来たらすぐに加工
ボイセンベリーはとても傷みが早いので、すぐに加工するようにしましょう。それまではひとまず冷蔵庫へ入れておきます。
自分で収穫した場合は、まず流水で洗い、タオルなどの上に広げて水気をとってから冷蔵庫に入れておきます。収穫したての時は洗っても大丈夫ですが、時間が経ってからだと実が緩くなりすすいだだけで赤い果汁が出てきたりしやすくなります。
●保存は冷凍かジャムにして
生の実のまま保存する事は出来ないと考えてください。もっても2日か3日です。保存する場合は収穫後、さっと水洗いしてから冷凍してしまうか、ジャムなどに加工して保存しましょう。
■ボイセンベリーの美味しい食べ方
●生のままトッピング
ラズベリーなどと同じように、収穫して間が無いものはアイスクリームやヨーグルトなどのトッピングとして使うと彩も味わいもとても良いです。
●乳製品との相性が良い
ボイセンベリーの甘酸っぱい味は生クリームやヨーグルトなどの乳製品との相性がとてもいいです。ピューレでムースを作ったり、ジャムやソースに仕上げて、アイスクリームやヨーグルトなどにかけて食べるととても美味しいです。
●ボイセンベリーのタルト
海外ではボイセンベリーを使ったパイなども良く作られているそうです。その他、クラフティーに仕立てたり、アーモンドクリームを詰めたタルトにびっしりと乗せて焼き上げたり、また、焼き上げたタルトにカスタードクリームを塗って、その上に生の実をびっしりと敷き詰めたタルトなども美味しいです。
●ボイセンベリー酒
梅酒と同じようにリカーに漬けて木苺酒を造ることもできます。写真はラム酒に漬けたもので、一月ほどで美味しく飲めるようになります。赤い色がとても綺麗で、華やかな木苺の香りのお酒が楽しめます。今回のレシピは下記の通り。甘さ加減はお好みで、リカーはホワイトリカーでも作れます。2か月程経ったら布で実を濾して取り除き保存します。取り除いた実も食べられます。アーモンドクリームを詰めて焼き上げたタルトに、焼きあがったばかりの熱い上にこの実をびっしりと敷き詰め、冷めてから艶出しジャムを塗って仕上げます。お酒が効いた大人のタルトに仕上がります。
ホワイトラム(37.5度) 2L
ボイセンベリー 1200g
氷砂糖 300g