■ハーコットの来歴や特徴
●カナダ生まれのアンズ
ハーコットはカナダで生まれ育成された品種で、日本には1979年(昭和54年)に導入されました。日本の在来種に比べ酸味が穏やかでとても甘く生食に適した杏として知られています。しかし、果肉が柔らかく傷みやすいことや、日持しないため産地での消費以外は高級フルーツとして首都圏のほか百貨店など限られた所でしか扱われていません。
●ハーコットの特徴
ハーコットの果実は橙色に赤みがさす色で、1個80~100gと、杏の中では大きめです。形は円形からやや縦長に扁平し、果皮は手でむくことができます。果肉は柔らかく、日本の在来種に比べ酸味が少なく、糖度は桃と同じくらいあるのでとても甘く感じられます。
日本の在来種が果肉がしっかりとしていて酸味が強いと言うことから加工用に適しているのに対し、ハーコットは是非生のまま楽しんでいただきたいアンズです。
●ハーコットの食べ方
ハーコットは真ん中に縦に割れ目が入っています。それにそって包丁を一回りさせ、手で両側を持って軽くひねると簡単に種が実から外れます。その種を取り除いてから皮をむくと食べやすいです。
●ハーコットの収穫時期と旬
ハーコットの収穫は7月初旬あたりから中旬辺りまでで、出回るのもその1週間から10日間ほどの限られた期間となります。なので、もし見かけたらその場で買わないと次にはもう手に入らない場合が多いでしょう。
旬のカレンダー | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | ||||||||
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ハーコット |
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