■ライチ(茘枝)の保存方法
●選ぶ時のポイント
通常袋かパックに詰められて売っていると思いますが、ライチの果皮表面をみて濡れているものは避けましょう。濡れる原因には二通りあり、一つは冷蔵庫から出した時に結露し、その水滴でぬれる場合。ただの水ですが、果物は表面が濡れることで痛みが早くなります。次はライチの果皮が裂けて果汁が染み出している場合。避けているものはもちろんですが、他の果実まで傷み始める原因となります。
●冷蔵庫で保存
ライチは傷みやすいので、乾燥しないようにビニールやポリの袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に入れてください。なるべく早く食べて、生の新鮮な美味しさを楽しみましょう。
●冷凍物の場合
ライチは冷凍品も多く出回っています。冷凍されたものでも解凍して食べた時にそれなりに美味しく食べられるのもライチの良さでもあります。冷凍品の保存はマイナス18度以下での保存が望ましいです。
冷凍品を解凍する場合は自然解凍か冷蔵庫の中で回答します。電子レンジでの解凍は一部高性能な機種を除いてお勧めはしません。
■ライチ(茘枝)の食べ方
●ライチの皮の剥き方
ライチの皮は一見固そうに見えますが、枝に付いていた方から指先でつまむようにめくると意外に簡単に皮がむけます。皮を剥くと果汁が滴りますが、中から乳白色の果肉がつるんと顔を出します。果肉の中心には食べがあるのでかじるときは気を付けましょう。
飾り的に使いたい場合は、表面の固い皮の赤道のあたりをグルッとナイフで切り込みを入れ、上か下どちらかの皮をはずすと半分だけむき身の状態にできます。その際、ナイフまたは包丁の手元にあるかかと、角の部分を使うと力加減がしやすくうまく皮だけを切ることができます。また、先から付け根に向かって2か所か3か所ナイフで同じように切り込みを入れ、皮を花が開くようにこじ開けて皿に盛りつけます。
●色々なデザートに
シャーベット、ムース、ゼリー寄せ、タルトなどの他、皮を剥いたものを杏仁豆腐などに加えるのもいいでしょう。
●ライチと相性がいい食材
ライチは南国の果物なので、パイナップルやマンゴスチン、パパイヤなど基本的には南国の果物との相性はいいです。また、酸味のある果物との相性もとてもいいので、柑橘類も合うでしょう。そして、ラズベリーやスグリなどのベリー類とも合わせやすいです。
料理の面では、バジルの香りとは相性がいいのでトマトともにカプレーゼに加えても美味しいです。また、ライチには甘さの後に残る渋みがあるので鶏肉や豚肉と合わせてもいいかもしれません。
◆ライチ(茘枝)を使った料理をレシピサイトで探す
主な料理レシピサイトのライチ(茘枝)を使ったレシピのページにリンクしています。参考にされると良いでしょう。
クックパッド | レシピブログ | 楽天レシピ |
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