ブドウの品種:藤稔(ふじみのり)、大峰(たいほう)

藤稔(ふじみのり)

■藤稔(ふじみのり)、大峰(だいほう)の特徴

●「井川682号」×「ピオーネ」

藤稔(ふじみのり)、大峰(たいほう)

藤稔は神奈川県藤沢市の果樹農園主青木一直氏によって「井川682号」と「ピオーネ」のを交雑させ生まれた実生から選抜育成された大粒の黒色ぶどうで、1983(昭和58)年登録出願、1985年に品種登録されています。

●藤稔(ふじみのり)と大峰(たいほう)

藤稔(ふじみのり)、大峰(だいほう)

近頃大峰(タイホウ)として流通しているブドウがありますが、これは品種名ではなく、山梨県で作られている藤稔の名称として使われているようです。山梨県のJAふえふきから出荷されているものが多く、山梨県内の個々の農園の直販でも用いられています。

●藤稔(ふじみのり)の特徴

藤稔(ふじみのり)、大峰(だいほう)

藤稔(ふじみのり)の最大の特徴は、粒の大きさです。大きいものだとピンポン玉ほどもあり、通常でも500円玉ほどの直径があります。

また、とても甘く、栽培方法によってはかなり高い糖度に仕上がります。甘みは果皮の色が濃いほど強いと思って良いでしょう。

●農林水産省 登録品種データベースより

藤稔(ふじみのり)、大峰(だいほう)

農林水産省の品種登録データベースには以下の通り記載されています。

藤稔(ふじみのり)ぶどう

『------- 果房は円錐形で、果房の大きさは大(340g程度)、粒着の粗密はやや粗、果梗は太い、果粒の大きさは非常に大(10~22g)、果皮は暗紫赤色で、厚上、果粉は少ない。果皮と果肉の分離は容易で、果肉は黄緑色、肉質は崩解性と塊状の中間である。果汁の多少は多、甘味は中(糖度17度)、酸味は中、渋味・香気はない

 成熟期は育成地で8月中下旬、「井川682号」より1週間程度、「ピオーネ」より2週間程度早い。結果樹令に達するのは早く、花振い性はやや高い、裂果及び脱粒は少なく、果実の日持ちも長い。---------』 以上抜粋。

大峰(タイホウ)

●藤稔(ふじみのり)の主な産地

藤稔(ふじみのり)の主な産地

平成25年産の全国の栽培面積を見ると、藤稔を栽培しているところは多く北海道と沖縄を除き東北から九州まで広く栽培されています。中でもやはり山梨県が主産地で全国の4割近くを占めています。

●藤稔(ふじみのり)の収穫期間は短い

藤稔は収穫できる期間が短く、一箇所のぶどう園で2週間から長くても3週間ほどしか採れないようです。

出盛りとなるのは8月の中旬から9月中旬あたりまです。

旬のカレンダー 7月 8月 9月 10月
藤稔                        

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