冬瓜(トウガン/とうがん):特徴や旬の時期と主な産地

トウガン(冬瓜/とうがん)

■冬瓜(トウガン/とうがん)とは

●ウリ科ウリ属

冬瓜は日本でも古くから栽培されていますが、熱帯アジア・ジャワ島が原産とされています。果実は小さいものから大きいものまであり、大きいものだと10kgを越すものもあるそうです。名前の由来は、冬に収穫すると言う意味ではなく、貯蔵性が高く、夏に収穫したものでも冬まで持つと言う意味からだそうです。(実際にはそこまで日持ちがするわけではありません。)

●冬瓜の種類は

冬瓜としては現在主流となっている、表面に艶がある縦長の「琉球冬瓜系」の他、表面に白く粉を吹いたような丸型の「大丸冬瓜」があります。また、かんぴょうの原料となる「ゆうがお」や「しろ瓜」なども同じ仲間と言えます。

また、通常冬瓜は完熟すると果皮の表面が真っ白になるくらい粉をふきますが、近年は琉球種などを元に、全く粉をふかない品種が作られ、スーパーなどではそう言った物の方が良く目に付くようになりました。

●冬瓜の主な産地と生産量

右の表は政府がまとめた平成20年の全国の冬瓜生産量データです。

これで見ると最も沢山生産しているのは沖縄県で、次いで愛知家、そして岡山県となっています。

関東以南の地域で作られているとういう事が分かりますね。

■冬瓜(トウガン/とうがん)が美味しい旬の時期

●冬瓜は冬の瓜と書きますが、夏が旬の野菜です

一般的な瓜の旬である夏になります。6月頃から9月頃まで。ただし、貯蔵性が高いので、寒くなってからでも流通はされているようです。ただ、冬瓜の良さは薄味でさっぱりした食感にあり、夏に味わいたい食材と言えます。

旬のカレンダー
品種 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
とうがん                        

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