新女王:来歴や特徴と産地や旬
●新女王とは
◆土佐文旦の枝変わり
「新女王」は土佐文旦の枝変わりとされ、通常の土佐文旦より若干早く熟す早生種とされています。
ただ、「新女王」という名称で出荷されることは少なく、市場には「土佐文旦」もしくは単に「文旦」として出荷されていることが多いようです。
◆新女王の特徴
新女王の大きさや外見は土佐文旦とほとんど変わらず、果皮色は明るい黄色で、果肉はサジョウの膜がしっかりとしていてプリッとしています。味的には土佐文旦よりやや酸味がない傾向があるようです。
◆実際に食べてみた新女王の食味
今回入手したものは4月上旬に愛媛県の直売所で購入したもので、愛媛県産「新女王」として販売されていました。
種はやや少なめで、サジョウをむき出しにしても果汁はほとんど滴りませんが、食べるとはじけるように果汁が広がり、程よい甘さと柔らかい酸味でさっぱりととても美味しい文旦でした。正直なところ、土佐文旦との違いは分かりませんでした。
●新女王の主な産地と旬
◆主な産地と生産量
「新女王」の主な産地は高知県で、隣の愛媛県や他のブンタンの産地でも少量作られているようです。
●新女王の写真ギャラリー
撮影機材: CANON EOS 5DⅣ , EF24-70mm F4L IS USM
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