ブラックベリー（黒木いちご）：選び方と保存方法や食べ方

■ブラックベリーの選び方と保存方法と食べ方

　ブラックベリーは鮮度が落ちてくると表皮が破れやすくなり、果汁がにじみ出てきます。表面に艶があり、触った時にしっかりと張りがあるものを選びましょう。

　ブラックベリーは傷みやすい果実です。輸入物でも日が経つとカビが生えやすく、身崩れも起こします。風が当たらないよう袋に入れ、冷蔵庫に入れてください。２～３日のうちに食べてしまう事をお勧めします。

　せっかくのフレッシュな物なら、そのまま生で楽しみたいところですが、沢山ある場合などは冷凍する事も出来ます。冷凍する場合は、なるべく粒同士が重ならないようにトレイなどに広げて冷凍し、凍ってから保存袋などに入れて冷凍しておきましょう。そうすれば粒同士がくっつかず、使う時に便利です。

　ブラックベリーはその色や形を活かし、ケーキなどのトッピングやタルトなどに使うと良いでしょう。味的には、ラズベリーよりも酸味が少なく渋みがあります。粒によってあたりはずれもよくあります。

　ブラックベリーだけをトッピングすると真っ黒になってしまい見栄えがさえないですが、マンゴーやオレンジなどオレンジ色の果物や赤い果物、緑色のメロンなどと共に散らすように使うことで彩をぐっと引き締める効果が得られます。

　ブラックベリーは砂糖を加えて煮てジャムにすると非常に美味しくなります。煮た後に裏ごしすれば気になる種も取り除けます。ただし、作る前に果実の味を確かめ、酸味が少ない場合はレモン果汁かクエン酸で酸味の加減が必要です。

　ピューレやホール状の冷凍品が流通しています。製菓材料としてつかうには便利で、ムースやソース、ゼりーなど多様な菓子が作れます。フレッシュの物は高価なので、トッピングなど目に見える部分や、独特の舌触りを活かした使い方をお勧めします。

　主なレシピサイトのブラックベリーを使ったレシピのページにリンクしています。参考にされると良いでしょう。

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