アイベリー/愛ベリー<いちごの品種

アイベリー/愛ベリー<いちご

■アイベリーとは?

●大粒イチゴの先駆け

アイベリー/愛ベリー<いちご

アイベリーは愛知県の愛三種苗(株)によって開発された品種で、1983(昭和58)年にデビューしました。名称は愛知県生まれと言うことで愛知の「愛」からアイベリーとされたそうです。その為、「愛ベリー」と表記されることもあり、特にバレンタインの時期には愛のイチゴとして人気を得てきました。

元となった品種は企業秘密という事で公表されておらず、アメリカイチゴとの交配種ではなど様々な推測がなされてきました。

アイベリー/愛ベリー<いちご

このアイベリーは大粒になりやすく、40g前後のものが多い上、大きいものになると80gを超えるものも出来るそうです。その大きさが他のイチゴを圧倒し、大粒でありながら、味や食感はとても良く、デビュー当時から贈答用高級イチゴとして今日に至るまで30年に渡り今なお人気があります。

しかし、このイチゴは大粒が求められることや、先が緑のままになる実が出来やすい上、果形も不安定など栽培が難しく、現在では生産者が極僅かとなっています。

アイベリーを親として生まれた品種として「さちのか」や「ももいちご(あかねっ娘)」などがあり、なかでも「ももいちご」はアイベリーの大きさを受け継いでいます。

●アイベリーの特徴

アイベリーの最大の特徴は大粒になりやすいと言うことです。一般的なイチゴは15~20g程ですが、アイベリーは20~50gになり、普通の2~3倍の大きさになります。大きいものだと80gを超えると言うのですからイチゴとしては凄い大きさと言えます。ただし、果形は不安定で、大粒になると綺麗な円錐形のものは少なく、くさび形や心臓形の物が多くなります。

そう果の窪みは浅く、そう果の表面がくぼみよりも出ているものが多く見られます。そう果の色は黄緑から黄色です。

アイベリー/愛ベリー<いちご

果皮の色はやや明るい赤色で艶があり、ガクの周囲がやや色付きにくい傾向にあります。また、先詰まりのように、先の部分が緑のまま残ってしまいやすいようです。ただそういった先詰まりのものは商品価値はありません。

果肉はガク近くの中心部は白いですが、それ以外は芯まで橙赤色で、適度な柔らかさで食べ応えがあり、甘さはそれ程強くはありませんが、ジューシーで酸味や香りなど全体の調和がとても良いイチゴです。

●主な産地と生産量

アイベリーは「アイベリー研究会」に加盟しなければ栽培することが出来ないことになっており、静岡県や千葉県、佐賀県など全国で9箇所のJAなどとなっています。

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