かわず瓜/蛙瓜/カワズウリ<瓜の品種

かわず瓜/蛙瓜/カワズウリ/福井県の伝統野菜

●カワズウリとは

◆福井県の地方野菜

かわず瓜/蛙瓜/カワズウリ/福井県の伝統野菜

カワズウリは福井県で古くから作られてきたつけ瓜の一種で、漢字で蛙瓜と書き、表面の模様がカエルの背中の模様に見える事からそう呼ばれるようになったと言われています。福井では「ぎゃるうり」とも呼ばれ親しまれていますが、”ぎゃる”も当地ではカエルを意味します。

◆カワズウリの特徴

かわず瓜/蛙瓜/カワズウリ/福井県の伝統野菜

大きさは600g~1kg程で、形はやや下膨れ気味で長さ20cm位の円筒形。表皮にはスイカのように縦にいく筋も緑の縞模様が入っていて、このカエルの模様に似ている縞模様が名前の由来になっています。

中の果肉はやや薄い黄緑色で、熟すと白くなってきて、果芯に空洞が出来てきます。選ぶ時は小ぶりでしっかりと重みを感じるものがいいです。大きさの割に軽い物は避けましょう。

主に漬物にされてきましたが、優しい瓜の香りと、ほんのり甘味が感じられる果肉は生でも食べられます。

●カワズウリの主な産地と旬

◆主な産地

福井県の嶺北地域を中心に古くから作られてきた瓜で、シーズンになると道の駅や直売所などに沢山並んでいるのを見かけます。

種は種苗会社から一般にも販売されているので、どこでも栽培することは出来ます。

◆カワズウリの収穫時期と旬

かわず瓜の収穫は7月中旬から9月下旬頃までで、8月が最盛期となります。

品種 7月 8月 9月 10月
カワズウリ                        

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