食用菜の花(ナノハナ/なばな):旬の時期や特徴と産地

菜の花(なのはな)

■菜の花(なばな)とは

●アブラナ科アブラナ属

菜の花(ナノハナ) アブラナ

菜の花(ナノハナ)は「なばな」や「花菜」とも呼ばれ、アブラナの花芽で、同じ仲間に菜種油を取る為の品

種もあります。また、ブロッコリーやカリフラワー、チンゲンサイ(タイサイ)やターツァイ、また、キャベツや白菜なども同じアブラナの仲間になります。

食用の 「菜の花」として店頭に並んでいるものの中には、実は様々なアブラナの品種があります。「菜の花」「菜花」「花菜」は、そうしたアブラナの花芽の総称として使われています。

●菜の花の主な産地と生産量ランキング

右の表は平成20年の全国の食用なばな類(主に花芽を食べるもの)の生産量と上位10の地域です。

最も菜の花を沢山生産しているのは千葉県で南房総地域で作られています。次いで徳島県、香川県、高知県などの四国で多く作られています。

●京都の花菜

京都の「花菜」はブランド京野菜として知られ、主に長岡京市などで作られています。

■菜の花(なばな)の旬の時期

●菜の花は初春が旬の野菜

菜の花(ナノハナ)は本来2月頃から3月にかけての春が旬ですが、春一番の季節を運ぶ食材として料亭などの需要にあわせ、京野菜として知られる「寒咲花菜」の様に、12月頃から出始めるものもあります。

●菜の花(なばな)の旬カレンダー

旬のカレンダー
品種 12月 1月 2月 3月 4月
菜の花                              

仲間の紹介

各画像をクリックしていただければ各品種のページをご覧いただけます。

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