ナガイモ(長芋/ながいも):選び方と保存方法や料理
●ナガイモ(長芋)の選び方
◆丸ままのもの
表皮の色が肌色で張り艶があり、ふっくらと太くまっすぐに伸びたもので、ひげ根は取れずに残っているがなるべく元から少ない物の方がアクが少なくて良い。
また、手に持っった時にずっしりと重みを感じるものを選びましょう。表面に黒っぽいシミが出ている物や、傷があるものは避けてください。
◆カットされた物
スーパーなどではカットされパックに入れられたものもよく見かけますが、そういうものの場合は、切り口が白くみずみずしいもので、なるべく太い物を選びましょう。切り口が変色している物は鮮度が悪く、また、細い物や首に近い部分の細い物は歩留まりが悪いだけでなく、アクが強い物が多いようです。
●ナガイモ(長芋)の保存方法
◆丸ままのナガイモ
丸々の状態のナガイモはおがくずと共に箱に入れられている物はそのまま、むきだしの物は新聞紙に包んで風通しのよい冷暗所に置いておくようにすれば1カ月以上保存できます。ただし、気温が25度以上になるような時期であればその状態で冷蔵庫に入れるようにしてください。
◆カットされたナガイモ
切り口が空気に触れていると乾燥するとともに酸化が進んでしまうので、ラップでぴったりと包んで冷蔵庫へ入れておきましょう。1週間~10日程度は持ちます。
◆ナガイモを冷凍保存する場合
ナガイモを冷凍保存する場合は通常すりおろしたとろろ状にし、冷凍用の保存袋に入れ、薄い板状にして冷凍する方法をとります。そうしておくと、必要な分だけ割って使えるので便利です。使う際は自然解凍しないととろろの味わいが失われてしまうので注意してください。
また、皮を剥いて丸のまま冷凍する方法もあります。その場合食べる際に凍った状態のまますりおろし、残りはそのまままた冷凍しておきます。
食べる時の事を考えると、すりおろした状態で冷凍しておく方法がお勧めです。
●ナガイモ(長芋)の食べ方
◆ナガイモの調理のポイント まず酢水を用意する
シュウ酸カルシウムの結晶は酸に弱く溶解するので、手を酢水で濡らしてから調理すると、痒みをかなり防ぐことができます。また、皮をむいたときの変色を防ぐためにも、酢水にさらしてあく抜きをします。その後、さっと水洗いすると、ぬめりも取ることができます。おろす場合もこうする事で手が滑りにくくおろしやすくなります。
◆長芋のとろろ
ナガイモはやはりすりおろしてとろろにするのが最も一般的ではないでしょうか。麦とろごはんや蕎麦やそうめん、うどんなどの麺類と共にツルツルっと食べたり、マグロの刺身にかけたりします。
◆生のまま短冊切りやサイコロに切って
ナガイモのシャキシャキ、ネバネバの食感を活かし、サラダや酢の物、和え物などにします。
◆長芋の煮物
ナガイモは煮るとホクホクした芋っぽくなります。味も浸みやすく美味しい煮物が作れます。
◆焼きもの
厚めに輪切りにしたナガイモをステーキのようにフライパンやグリルで焼き上げ、バターで仕上げたり焼き肉のタレで食べてもホクホクとして美味しいです。
◆揚げ物
ひき肉などを挟んで挟みあげにしたり、細い棒状に切って天ぷらにしても美味しい。
◆お好み焼
お好み焼にも、おろしたナガイモを生地に加える事で仕上がりがフワッとなり美味しくなります。
◆漬け物
長芋は漬け物にしてもとても美味しいという事をご存じでしょうか?醤油漬けや梅酢漬けなどいろんな漬け物で楽しめます。もちろんピクルスにも出来ます。
◆ナガイモ(長芋)を使った料理をレシピサイトで探す
主な料理レシピサイトのナガイモ(長芋)を使ったレシピのページにリンクしています。参考にされると良いでしょう。
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