スティックブロッコリー/スティック・セニョールの特徴と写真
■スティックブロッコリー・セニョールとは
●アスパラのように茎を食べるブロッコリー
スティックセニョールはサカタのタネがブロッコリーと中国野菜の芥藍(かいらん)とを掛け合わせて作った品種です。
通常ブロッコリーは主軸の頂点に出来る花蕾を食用としますが、スティックセニョールは次々と伸びる脇芽として伸びる茎の部分と、その先の花蕾を食用とします。
当初はブロッコリーニという名称で広まりましたが、それ程国内では普及せず、アメリカでブレイクしたのを機にスティックセニョールという商品名で再デビューを果たしました。
●スティック・セニョールの特徴
花芽の部分は少し締りがゆるいブロッコリーといった食感です。茎の部分はアスパラガスのようにコリッとした歯ざわりが楽しめる適度な固さで、ほんのり甘味があります。ブロッコリーと同じように青臭みなどのクセはなく、とても美味しいです。
花芽の部分は火が通りやすく、菜の花と同じでゆで過ぎると柔らかくなり過ぎて食感が損なわれてしまうので注意しましょう。
●主な食べ方
花蕾の部分と茎の部分は食感も違うので、別々の楽しみ方が出来ます。花蕾の部分はブロッコリーや菜の花と同じようにさっと塩を加え沸騰させた中で茹でてサラダにしたり肉料理などの付け合わせにもいいでしょう。茎の部分はアスパラガスと同じような食べ方ができ、適当な長さに切って炒め物に向いています。
●旬の時期
スティックセニョールは各地で作られ、時期により産地を変えながら通年出回っています。でも、出盛りの時期は秋から初冬辺りと春です。
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