ホウボウ/魴鮄/ほうぼうに含まれる主な有効成分とその働きや、カロリーをはじめビタミン類などの栄養成分量を日本食品標準成分表2020年版(八訂)をもとに紹介しています。
●含まれる主な有効成分とその働き
◆良質なタンパク源となる魚
ホウボウは白身魚で様々なアミノ酸を含むタンパク質を100g中19.6含んでおり、脂肪分も少なく、ヘルシーな魚と言えます。
◆EPAとDHA
ホウボウには100g中4.2gの脂質が含まれていますが、その中にEPA(イコサペンタエン酸)は190㎎、DHA(ドコサヘキサエン酸)は420㎎含まれています(日本食品標準成分表2020年版(八訂)2015年版より)。
量としては魚の中でも多い方ではありませんが、これらには血中のコレステロールを低下させる働きにより動脈硬化を予防する効果や、血液をサラサラにし、脳梗塞や心筋梗塞の原因となる血栓ができるのを押さえる働きがあるとされています。更にDHAには、脳細胞を若く保つ効果や、認知症の進行を抑制する働きなどがあるとされています。
●日本食品標準成分表2020年版(八訂)でみる栄養成分量
◆生のホウボウ 可食部100gあたりの成分
生のホウボウの頭部、内臓、骨、ひれ等を除いた三枚におろした状態100gに含まれる栄養成分量です。それぞれの栄養成分の働きはその成分をクリックすれば各栄養素のページに移ります。
エネルギー | 水分 | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 灰分 | 飽和脂肪酸 | 不飽和脂肪酸 | コレステロール | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
110 kcal |
74.9 g |
19.6 g |
4.2 g |
Tr | 1.3 g |
0.96 g |
1.89 g |
55 mg |
(0) g |
ビタミン | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
レチノール | D | E | B1 | B2 | ナイアシン | B6 | B12 | 葉酸 | パントテン酸 | C |
9 μg |
3.0 μg |
0.5 mg |
0.09 mg |
0.15 mg |
5.0 mg |
0.44 mg |
2.2 μg |
5 μg |
0.82 mg |
3 mg |
無機質 | |||||
---|---|---|---|---|---|
ナトリウム | カリウム | カルシウム | マグネシウム | リン | 鉄 |
110mg | 380mg | 42mg | 34mg | 200mg | 0.4mg |
日本食品標準成分表2020年版(八訂)より |
当サイトの画像一覧ページにある画像に関しまして、透かしロゴなしの元サイズ画像をご利用になりたい場合はダウンロードサイトからご購入頂けます。そちらに無いものでも各画像一覧からご希望の画像をクリックした際に表示される拡大画像のURLをお問い合わせフォームからお知らせ頂ければアップロードいたします。また、点数が多い場合は別途ご相談にも対応いたします。企業様の場合は請求書・振込払いも可能です。