バタヴィア/バタビア:来歴や特徴と産地と旬
●バタヴィア/バタビアレタスとは
オランダやフランスを中心にヨーロッパで一般的な非結球レタスを指す総称です。
◆バタヴィアの来歴
バタヴィアレタスはヨーロッパで古くから親しまれている非結球レタスの一種で、その来歴には大きく2つの説があるようです。一つは、かつてオランダが植民地としていたバタヴィア(現在のジャカルタ)からフランス人が種を持ち帰り、オート・アルプ県の村ラ・レスト(La Reste)で栽培を始めたものがフランス全体に広まったとされています。もう一つは、「バタヴィア」はかつてオランダの別称に因み、オランダが発祥とするものです。
現在ではオランダやフランスで数多くの品種が生み出され、世界中で広く親しまれています。
◆バタヴィアの特徴
バタヴィアレタスと一言で言っても、本来は数多くの品種群の総称なので、様々なタイプがあります。
ただ、国内で一般にバタヴィアあるいはバタビアレタスと呼ばれて流通しているものは写真のもののような葉がグリーンでふんわりとフリル状になっているタイプです。食べた時に歯切れがよく、苦みが少ないのが特徴で、盛り付けた時にボリューム感が出ます。
水耕栽培にも適しており、市場には水耕栽培されたものが多くみられます。
下の写真は水耕栽培されている様子で、通常の土耕栽培に比べとても効率よく栽培収穫できます。(取材協力:滋賀県守山市のながおか農園)
◆実際に食べてみたバタヴィアの食味
バタヴィアレタスはふんわりしていますが、シャキシャキとした食感があり、味にクセがなくほんのり甘味もあって美味しいレタスです。
●非結球レタス バタヴィア/バタビアの写真ギャラリー
撮影機材: CANON EOS 5DⅣ , EF24-70mm F4L IS USM
ロゴなし元画像サイズ:約3010万画素(6720×4480) 72dpi(350dpi対応可) RAWデータあり
各画像をクリックしていただければ拡大画像がご覧いただけます。
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