サラノバレタス
■サラノバレタスとは
●ライク・ズワーン社がもつレタス品種群のブランド名
「Salanova Lettuce(サラノバレタス)」はオランダの種苗会社ライク・ズワーン社が開発したレタス品種群のブランド名で、展示会でのパンフレットのタイトルにもある"サラダ革命"="Salad innovation"という意味が込められているそうです。
数種類のレタスがありますが、原則水耕栽培向けの品種となっており、いずれも根元部分に一度だけナイフを入れるだけで全ての葉がリーフ状に外れ、そのままサラダなどに使えるというのが売りとなっています。
生産にはライク社との契約が必要で、その販売にも当然様々な規定が設けられています。
ライク・ズワーン社 サラノバのホームページ http://www.salanova.net/
■サラノバレタスには色々な品種があります
ライク・ズワーン社のホームページを見ると、サラダ菜と同じようなグリーンバターや、それの赤いもの、フリルレタスタイプのグリーンコーラルやレッドコーラルなどがあり、写真の物はオークリーフレタスと言うタイプで、ブーケレタスとよく似ています。
◆グリーンオークリーフの特徴
グリーンオークリーフは株全体がふんわりとしていて、一枚一枚の葉の形は左右に大きく切れ込みが入っていますが、その切れ込みや出ている部分いずれも角がない丸みのある形状になっているのが特徴です。
食べた食味は食感がとても柔らかく、サラダ菜に近い感じで、青臭さなどがほとんど感じられませんでした。
葉が少し立体的に波打っていて凹凸があるので盛り付けた時にもふんわりと仕上がります。
◆レッドオークリーフの特徴
サラノバ・レッドオークリーフはグリーンオークリーフの赤い版といった感じで、葉の上半分くらいが赤というより濃い赤褐色で下半分は黄緑色をしています。葉はサニーレタスよりもしなやかで株全体がふんわりしています。
これもやはりサラノバらしく、根元に一度包丁を入れるだけで多くの葉を外すことができ、その葉の大きさもサニーレタスのような大きなものではなく、使いやすい大きさで、刃先には角がないため盛り付けた時に優しい見た目になります。