ハンサムレッド：来歴や特徴と産地と旬

●ハンサムレッドとは

　ハンサムグリーンは横浜植木（株）が種子を販売しているフリルレタスの一種です。本種と共に色違いのハンサムグリーンもあります。

　また、ハンサムレッドには１号と２号があります。いずれも（「サリナス」×「グリーンリーフ」）の選抜後代に「Sierra」の選抜後代を交配して育成されたものとされ、種苗法に基づき2003年に登録出願、2006年に品種登録されています。

　ハンサムレッドは一般的なサニーレタスに比べ葉先が細かくそして深く切れ込んでいるのが特徴で、葉に厚みがありフリルが強い非結球レタスとなっています。

　また、丈もあまり大きくならず株張りもコンパクトなので、水耕栽培や植物工場での栽培にも適しており、市場には水耕栽培されたものが多くみられます。

　ハンサムレッド１号と２号の違いは１号は赤い色が濃く、２号は赤が薄く大株になります。

　ハンサムレッド１号の特性は農林水産省の品種登録データベースには以下の通り記載されています。

『-----

　葉の形は扇、色は淡緑、葉面の着色はかなり濃、光沢は多、ちぢみは少、葉縁の切れ込みは深、波うちは多、葉長はやや短、葉径はやや広、葉質は粗剛である。

　結球性は不結球、苦味は少、早晩性はかなり晩である。

　「なんそうべに」及び「フリンジーレッド」と比較して、葉面のちぢみが少ないこと、葉縁の切れ込みが深いこと、葉質が粗剛であること等で区別性が認められる。

-----』以上、抜粋。

　ハンサムレッドは一般的なサニーレタスに比べ葉に厚みがあり、シャキシャキした食感がとても心地よく、葉先が細かく切れ込んでいて、葉全体がフリルになっており、葉に厚みがあるので盛り付けた時にボリューム感が出せ、見た目がとてもいいです。

撮影機材：　CANON EOS R5 , RF28-70mm F2 L USM, SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO

ロゴなし元画像サイズ：約4500万画素　8192X5464pix 72dpi RAWデータあり

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＜出典＞

※　「ハンサムレッド１号」横浜植木株式会社

※　「登録番号13885　ハンサムレッド」農林水産省品種登録データベース

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