堀川ごぼう(ホリカワゴボウ):旬の時期と主な産地や種類
■堀川ごぼう(ホリカワゴボウ)とは
●京都の伝統野菜
京都の伝統野菜のひとつで、400年ほど前から作られてきたとされています。滝野川系ごぼうを斜めに植えつける栽培方法で作られます。長さ50cm前後、直径は6~9cmにもなり中に空洞ができます。収穫できるまで2年以上かかり、希少価値が非常に高い食材で、品質も優れているので主に料亭などで使われています。空洞を利用し、詰め物をした料理などに使われます。
価格も一般的なゴボウとは比べ物にならないくらい高価で、1本700円前後しています。
●高い栄養価
堀川ゴボウは一般的なゴボウに比べビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養成分の量が多く含まれています。
●堀川ごぼうの主な産地
JA京都管内の舞鶴市、大江町, 丹後町や京都市左京区一乗寺などで作られています。
■堀川ごぼう(ホリカワゴボウ)の食べ方や主な料理
堀川ゴボウは風味がよく、繊維が柔らかいので中まで味が染み込みやすいのが特徴です。
●中に詰め物をした煮物
京都の料亭などでは、中心部分の空洞を活かし、丸くくり貫いてそこに海老のすり身などを詰めた煮物に仕立てた料理に使われたりします。
●甘辛煮
輪切りにした堀川ゴボウを砂糖と醤油で甘辛く煮ると柔らかく美味しいです。
●その他
もちろん一般的なゴボウと同じ使い方も出来ます。たたきゴボウや胡麻和え、キンピラなどの定番以外にも、斜めに薄く輪切りにスライスして揚げたゴボウチップスも絶品です。
■堀川ごぼう(ホリカワゴボウ)が美味しい旬の時期
●堀川ごぼうの旬は
掘り川ごぼうは越年栽培され、10月下旬頃から12月中旬辺りまでに収穫されます。食べ頃の旬の時期は11月から12月、お正月辺りまでとなります。
品種 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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掘川ごぼう |
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