スペックルドロマン(Speckled-Roman)<トマトの品種
●スペックルドロマン(Speckled-Roman)とは
◆赤とオレンジ、金色のマダラが美しい
スペックルドロマンは「エンシャン・ノベル」と「バナナ・レッグス」の交配により生まれたとされる縦長のトマトで、赤とオレンジのまだら模様が特徴的な品種です。日本で言うところの在来種または伝統野菜にあたるエアルームトマトの一つです。
◆スペックルドロマンの特徴
スペックルドロマンの果実は一つが60~100gほどのシリンダー型で、表皮には赤とオレンジのマダラ模様が入ります。このオレンジの部分が着色の過程で金色に輝くように見え、果実を逆さに立てて持つとキャンドルの炎のようにも見えます。
果肉は表面の模様とはあまり関係なく赤い肉質で、種のゼリー状の部分が少なく肉厚な感じで、しっかりとした硬さを持っています。
◆スペックルドロマンの味と美味しい食べ方
スペックルドロマンは味的には酸味があまり感じられず、あまり特徴は感じられません。出来れば表皮の模様を活かして盛り付けたいところですが、皮がやや硬く感じるので、皮ごとサラダで食べるのはあまりお勧めではないかもしれません。むしろ加熱した方が旨みが増して美味しいでしょう。
皮を湯剥きして、煮込みや炒め物の他、トマトソースにしても美味しいです。
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