ベルギー・エシャロット(シャロット)
■ベルギー・エシャロットとは(英)Shallot(仏)echalote
●フランス料理に欠かせないタマネギの変種
エシャロットはフランス料理には欠かせない食材ですが、日本では業界の方にしかあまり知られていないようです。ユリ科の玉ねぎの変種で、小タマネギのような形をしています。ニンニクほど臭いが強くなく、タマネギほど甘くも無いので、香味野菜として使われています。ほとんどが輸入物で、通年流通していますが、本来の旬も、タマネギの旬の時期とほぼ同じと考えて良いでしょう。
●エシャロットの特徴
エシャロットはタマネギと同じように鱗茎部を食用とします。表面はやはりタマネギのように、乾燥した薄い皮に包まれており、その内側の鱗茎は表面が薄い紫色をしていて、中は白く、レッドオニオン(紫タマネギ)とよく似ています。
●国産のエシャレット
スーパーなどでよく見かける白くて、葉付きを束ねて売られているものはエシャレットやエシャロットなどと書かれていますが、ここで言うエシャロットとは別物で、ラッキョウの一年ものを生食用として命名されたものです。
●主な産地と旬
◆ほとんどが輸入物
ベルギー・エシャロットは国内でも極僅かに栽培されているようですが、流通しているもののほとんどは輸入されたものです。輸入元はオランダやベルギーなどヨーロッパが中心となっています。
◆エシャロットの旬
ベルギー・エシャロットは通年安定して輸入されているので、日本では旬を感じることはあまりないかもしれません。ただ、国内で栽培する場合、露地栽培ではタマネギとほぼ同じ時期に収穫できます。関西から関東にかけて辺りでは秋に球根を植え付け、5~6月頃に収穫でき、その後干して表面を乾燥させることで年内いっぱいくらいはもたせることができます。
品種 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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輸入品 | ||||||||||||
国内の露地栽培 |
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