黄とうがらし < 激辛唐辛子:特徴や産地と旬
●黄とうがらしとは
◆激辛とうがらし
「黄とうがらし」は中原採種場(株)が種を販売している激辛の唐辛子品種で、青いうちに収穫してもかなりの辛さがあるようです。
黄色い激辛唐辛子と言えば、ブラジル原産でコロンビアで作られているゴールド・チリというのがありますが、それとよく似ています。
「黄とうがらし」はの種は普通に購入することができるので、家庭菜園でも気軽に栽培することができます。
◆黄とうがらしの特徴
「黄とうがらし」は長さ7cmほどで形は典型的な唐辛子型です。果皮色は未熟なうちは緑ですが熟すと全体に明るい黄色になるのが特徴で、
中原採種場のホームページには以下の通り紹介されています。
▶草勢は旺盛でウイルス病に強く、作りやすい。
▶中小葉で、草姿は開張性で草丈60~70cmとなる。
▶果は6~7cmのテリのある濃黄色果で、下向きに数多く着果する豊産種。
▶青・黄熟果ともに辛味が強く、漬物などの香辛料に利用できる。
▶観賞用としては鉢作りや花壇で長期間に渡って楽しめる。
●実際に食べてみた黄とうがらしの辛さ
◆生でかじってみた
生のまま先の方からかじってみると・・・それほど辛くはなくほんのり売甘みも感じられます。続いて軸近くをかじってみると・・・カーーーッ!”!!!ら!!。これは辛いです。やはり種が付いている白い部分が辛いです。
この辛さは鷹の爪を超えていますね。
◆パスタに使ってみた
魚介のスパゲッティにニンニクと共に軽く炒めてソースを仕上げてみました。一皿分に1本だけ使ったのですが、これだけで充分な辛さと、唐辛子の香りが結構強く出ていました。
今回は半割にして種を取り除いた状態で使用しましたが、種ごと使えばさらに辛くなっていたでしょう。
●保存方法
◆要冷蔵
生のまま保存する場合は乾燥しないように密封容器に入れ、冷蔵庫に入れて保存します。1週間ほどは持つと思います。
◆冷凍保存
長期間保存したい場合は、さっと水洗いして、水気をしっかりふき取ってから密封袋に入れておけば、冷凍保存することができます。使うときは凍ったまま切って聴視します。辛さや風味はあまり変わりません。
◆乾燥保存
鷹の爪などと同じように、天日干しして乾燥保存することもできます。ポイントは完全に干からびるまで干すこと。
乾燥させたままでもかなり保存できますが、乾燥させたものを冷凍保存することでさらに長期間いい状態で保存することができます。