セレベス:里芋の品種
●セレベスとは
◆インドネシアのセレベス島から伝えられた里芋
セレベスはインドネシアのセレベス島(現スラウェシ島)から伝わったとされる里芋で、その島の名前がつけられています。芽が赤いのが特徴で、「赤芽芋」又は「赤目芋(アカメイモ)」とも呼ばれていいる他、「大吉芋」とも呼ばれています。地上部は赤紫の茎で背丈が高い。このセレベスの系統で「赤目大吉」という品種もあります。
親子兼用品種で、子イモも大きく、収量が多い事でも知られています。
◆セレベスの芋の特徴
セレベスのイモは親芋、子芋共に食用になり、親芋は大きな球形から長球形で、子芋は球形からふっくらとしたしずく形で、芽の部分が赤いのが特徴です。中の肉質はサトイモ特有のヌメリが少なく粉質系で、加熱調理するとホックリした食感に仕上がります。
●セレベスの旬は
◆秋から冬が旬
セレベスは唐芋やたけのこ芋と同じくらいの時期に収穫されます。早いものでは9月中旬頃から始まり、年明け1月頃まで出荷されます。食べ頃の旬は11月から12月となります。
品種 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
セレベス |
●セレベスの食べ方
◆調理のポイント
セレベスは他のサトイモほどぬめりがなく、比較的調理しやすいサトイモです。加熱するとホクホクとした食感が楽しめます。
含め煮が一般的。とは言っても、もちろん揚げ物や、ポタージュなどにしても美味しいですよ。
煮る時のポイントは皮を厚めに剥いて、水から茹で始める事。最初から出汁で煮ると味が入りにくいので、ある程度火が通ってから出汁に移して煮あげます。
◆セレベスを使った料理をレシピサイトで探す
主な料理レシピサイトのセレベスを使ったレシピのページにリンクしています。参考にされると良いでしょう。
クックパッド | レシピブログ | 楽天レシピ |
FacebookとTwitter