春菊(シュンギク)又は菊菜(キクナ):選び方と保存方法や食べ方
■春菊(シュンギク)の選び方と保存方法
●美味しい春菊の見分け方
◆色が濃く鮮やかで、葉先までシャキッ元気なものを選びます。鮮度が落ちてくると色あせて黄色みをおびてきます。そういったものは避けましょう。
◆茎は太すぎず、やや細い方が柔らかくて美味しいです。茎にもしっかりと張りがあり、下のほうにも葉がよくついているものを選んでください。
◆葉のギザギザが浅く葉が広いタイプの方が苦味や香りが穏やかで、切れ込みが深いものの方が風味は強いので好みで選ぶようにするといいでしょう。
●保存方法
シュンギクは乾燥しないよう濡れた新聞紙などでくるんでビニールやポリの袋に入れて冷蔵庫に入れておきましょう。すくなくとも、乾燥を防ぐように袋には入れて冷蔵庫に入れましょう。
他の葉野菜同様、シュンギクも寝かせておくと上に伸びようという植物所以の働きで茎が曲がりやすく、またそれが出来ない為に傷みも早くなるようです。可能な限り立てて保存する方が望ましいです。
●冷凍保存方法
シュンギクは冷凍保存もできます。その場合は塩を入れた熱湯で30秒~45秒程度さっと固めにブランシール(下茹で)し、すぐに冷水におとしてから水気を良く切って、小分けしてラップに包み冷凍します。
使う時は和え物やおひたしなどの場合は自然解凍し、みそ汁など汁物の場合は凍ったままでも大丈夫です。
■春菊(シュンギク)の茹で方と主な料理
●下茹でする場合
シュンギクはおひたしやあえ物にする場合、塩を加えた熱湯でブランシール(下茹で)するのですが、根元と葉の硬さに差があるので、根元を先に浸けて、15秒程してから葉を沈めます。葉はさっとつけるだけにし、すぐにあげて冷水にとり、水気を切るといいでしょう。
●サラダでも
シュンギクをサラダに使う場合は、葉が柔らかく、あくが少ないものを選び、葉の部分だけを使います。また、さっと熱湯をかけ、冷水にさらしてから使ってもシュンギクの香りがたっておいしいです。
●主な料理
シュンギクは鍋料理をはじめ、茹でて和え物やおひたし、炒め物、天ぷらなどの揚げものが美味しいです。煮込むような料理にはあまり向いていないでしょう。また、茹でたものをミキサーにかけ、ピューレ状にしたもので魚料理などのソースを作ったりする事も出来ます。
●春菊を使った料理をレシピサイトで探す
主な料理レシピサイトの春菊を使ったレシピのページにリンクしています。参考にされると良いでしょう。
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