島南瓜/シマカボチャ/島かぼちゃ<かぼちゃの品種

島南瓜/シマカボチャ/島かぼちゃ<かぼちゃ

●島かぼちゃとは

◆沖縄の在来種

島南瓜/シマカボチャ/島かぼちゃ<かぼちゃ

島かぼちゃは沖縄で古くから作られてきた在来種のかぼちゃで、沖縄では「ナンクワー」または「チンクァー」と呼ばれています。

菊かぼちゃなどと同じ日本かぼちゃに分類されています。

島南瓜/シマカボチャ/島かぼちゃ<かぼちゃ

◆島かぼちゃの特徴

島かぼちゃと呼ばれるものには大きさや形がいろいろあります。これは、沖縄にかぼちゃが伝わった後、個々の農家が種を自家採種し、繰り返し栽培していく中で他品種との交配や変異によって生まれてきたと言われています。傾向としてはひょうたん型からやや長かぼちゃに近い物が多く、種はバターナッツと同じように下部の膨らんだ部分にだけ詰まっています。

表皮の色は収穫して間が無い物は緑の地にクリーム色の模様が見られますが、完熟してから収穫した物や長期間貯蔵していると全体にオレンジ色になってきます。

果肉は濃いオレンジ色で、比較的水分が多いタイプで、甘味は少なく、つる首かぼちゃとほぼ同じ肉質です。

◆適した料理

基本的には他のかぼちゃと同じ料理に使えますが、島かぼちゃはホクホク系ではなく粘質なので、煮物がお勧めです。柔らかく、味が染みやすいです。

●島かぼちゃの主な産地と旬

◆主な産地と生産量

沖縄県を中心に九州各地でも作られています。

◆島かぼちゃの収穫時期と旬

沖縄では5月頃から収穫が始まるようです。種まきの時期によって秋まで収穫は続くようですが、最盛期は6月から8月頃の夏となっています。また、九州北部などでは一般的なかぼちゃと同じ夏の終わりから秋にかけてが収穫時期となります。

品種 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
島かぼちゃ                        

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