島オクラ:特徴や産地と旬

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●島オクラの概要と特徴

◆島オクラとは

 「島オクラ」と呼ばれているオクラは沖縄で作られてきた在来種です。サヤに角がなく丸いことから丸オクラとも呼ばれています。また、八丈島で作られている「八丈オクラ」という同じく丸サヤタイプの物もありますが、外見や特徴もよく似ています。

 沖縄や八丈島辺りでは現在主流となっている角のある五角オクラが入ってくる以前からこの丸オクラが作られていて、産地では「ネリ」と呼ばれていました。

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◆島オクラの特徴

 島オクラはサヤに角がなく丸い事と、一般的な五角オクラよりも細くそして15~16cmまで長くなっても柔らかいのが特徴です。中には20cm近い物もありますが、やはり大きすぎるものは筋が硬くなっていることがあるので避けた方が無難です。

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 食べ方は一般的なオクラと同じです。

 収穫したばかりの新鮮なものは生のままかじっても甘く美味しいです。輪切りにしてサラダにしたり、さっとゆでてマヨネーズを浸けて食べても美味しい他、炒め物や天ぷら、ピクルスなどにしても美味しいです。

◆島オクラを使った料理をレシピサイトで探す

 主な料理レシピサイトの赤オクラを使ったレシピのページにリンクしています。参考にされると良いでしょう。

レシピブログ 楽天レシピ クックパッド

●島オクラの主な産地と旬

◆主な産地と生産量

 島オクラは沖縄県や鹿児島県の島しょ地域で栽培されてきた在来種で、現在も主な産地は沖縄県や鹿児島県です。現在ではこうした産地でも「ブルースカイ」などの五角オクラが主流となり、在来種の島オクラは減ってきているようです。

 種は様々な種苗会社から販売されており、一般地でも栽培することができます。家庭菜園でも気軽に作ることができます。

◆島オクラの収穫時期と旬

 沖縄県では早い物だと4月頃から収穫が始まり年末辺りまで続くようです。最盛期はやはり夏の6~8月となっています。

 一般地では盛夏の7~9月が旬となります。

旬のカレンダー
島オクラ 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
沖縄                        
本州                        

< 出 典 >

※ 「産地紹介:JAおきなわ南部地区 ~食味の良さが自慢の沖縄オクラ~」独立行政法人農畜産業振興機構 野菜情報 2015年7月号

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