ダビデの星/Star of David<オクラの品種
●ダビデの星とは
◆イスラエル原産のエアルーム品種
ダビデの星と呼ばれるオクラは、エアルーム品種とされています。エアルーム(heirloom)とは、日本で言うところの伝統野菜みたいな感じで、古くから代々受け継がれてきた品種という意味です。ただ、その来歴を調べてみるとイスラエル原産とされている説とアメリカのノースカロライナ州となっているものがあり、良く分かりません。
近年日本の菜園家などにも人気が出て、国内の種苗会社からも種が販売されています。
このダビデの星という名称はその断面の様子が”Star of David”(下の画像)と似ているからだそうです。確かに似ていると言えば似ていますよね。
◆ダビデの星の特徴
一般的なオクラに比べ、ダビデの星は太くずんぐりとした感じで、断面が五角形とかではなく、綺麗な切れ込みが入った星形になっている事です。これがその名前の由来にもなっています。
かなり太く、それに肉厚です。でも食べると固くなく、独特の香りが感じられとても美味しいです。
ただし、栽培環境や収穫のタイミングが遅れた利すると強烈に固くなることもあるようなので、買う場合は実際に触ってみて固さを確認した方が良さそうです。
◆調理のポイント
折角なので、この断面を活かした料理に用いたいですね。スライスしてかき揚げのような天ぷらにしても美味しそうです。
●主な産地と旬
◆種まきの時期
一般地では4月から6月にかけてで、発芽は気温が25℃以上必要とされています。
◆ダビデの星の収穫のタイミング
長さが5~7.5cm位で収穫する。大きくなり過ぎると固くなるので注意しましょう。また、日照り続きなどによる水不足が続くと固くなりやすいので、日々の水遣りを怠らないようにすること。
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