ニンニクの芽(茎にんにく):選び方と保存方法と食べ方
●ニンニクの芽の選び方
◆色が鮮やかで弾力があるものを
ニンニクの芽を選び時は、緑色が綺麗で黄色っぽくなっていないもの、茎がやわらかく弾力性が感じられるものを選びましょう。
切り口が茶色く傷み始めていたり、全体に色が黄色みを帯びている物は鮮度が落ちているものです。
◆国産のものは蕾をみる
国産の蕾が付いているものは、蕾の先端まで青々とみずみずしさがあるものを選んでください。また、一般的なニンニクのものはくねくねと曲がっているものがほとんどですが、ジャンボニンニクなどの芽は太く真っ直ぐで、蕾の先も短いです。
●ニンニクの芽の保存方法
◆冷蔵庫で保存
ニンニクの芽は乾燥しないようポリ袋などに入れて、冷蔵庫で保存します。なるべく早めに食べきりましょう。
◆冷凍保存
冷凍保存する場合は、塩を加え、沸騰させた湯のかなで茎の部分は1分程度、頭の蕾の部分は10~15秒程茹で、氷水に落とし一気に冷やしてからザルにあげてしっかりと水気を切ったものをラップを敷いたバットなどに重ならないように広げて冷凍します。
凍ったら保存袋など、密封できる物に詰めて冷凍しておきます。
使う場合は凍ったままでも大丈夫ですが、炒め物の場合はある程度解凍してから使う事をお勧めします。理由は、凍った冷たいものを炒め物の具材に投入すると、他の材料も含めフライパンの温度を一気に下げてしまう事になり、水分が出てべチャッとした仕上がりになりがちになるからです。
●ニンニクの芽の美味しい食べ方
◆下茹で
にんにくの芽を茹でる時は、なるべく切らずに長いまま、塩を加え沸騰させている中に投入し、2~3分茹でて、すぐに氷水に落とします。冷えたらすぐにザルにあげて水気を切っておきましょう。
国産の、頭に蕾が付いたタイプの物は、柔らかい蕾の部分と、茎の部分を切り分けて、蕾から茹でます。蕾は火が通りやすいので、15秒程でさっとゆで上げます。茎の部分は上と同じです。
◆下処理
にんにくの芽の根元のほうの固い部分を切り捨てます。
切り方は、適当な長さに切るだけですが、普通に直角に切るだけでなく、茎と平行に近いくらいに斜めに包丁を入れ、間隔を短く切っていくと歯触りが柔らかくなり食べやすく、見た目も綺麗になります。
◆主な料理
炒め物が中心になりますが、薄く斜め切りにした物でかき揚げにしたり、花の蕾部分は天ぷらにすると美味しいです。
下茹でしたもので和え物やナムルなどにも出来ます。
◆ジャンボにんにくの芽と豚肉の炒め物
ニンニクの芽と言えば炒め物。中でも王道は豚肉と合わせたものでしょう。
ニンニクの芽の歯触りが良く、豚肉との相性も抜群でとても美味しい。
◆ジャンボにんにくの芽と牛肉の炒め物
ニンニクの芽といろいろな野菜を牛肉とともに炒め、オイスターソースと中華スープの素、酒で調味したもの。
個人的には豚肉よりも牛肉を使った炒め物の方がニンニクの芽には合う気がします。
◆花ニンニクの天ぷら
ジャンボニンニクの蕾の部分を天ぷらにしたもの。
蕾の先の、薄く伸びている部分は適当なところで切り捨ててしまいます。
◆花ニンニクの佃煮
ジャンボニンニクの蕾の部分を醤油、砂糖、みりんで甘辛く煮たもの。
そこそこ長期の保存ができ、ご飯のおかずになります。
◆ジャンボニンニクの芽とナス、さや大根のトマトソーススパゲッティ
ジャンボニンニクの芽を下茹でし、食べやすく斜め切りにしたものとナス、さや大根と共にツナのトマトソースに合わせたもの。
トマトソースとの相性もいい感じ。ニンニクの芽は斜め切りにして食べやすい長さにするのがポイント。長い筒切りにするととても食べにくくなります。
◆ジャンボニンニクと鶏肉の煮物
鶏肉とジャンボニンニクを出汁と酒、醤油、みりんで炊いたもの。
先に鶏肉をしっかりと煮てからニンニクの芽を加えます。ニンニクの芽に程よく食感がのころ程度に煮ましょう。
◆ニンニクの芽を使った料理をレシピサイトで探す
主な料理レシピサイトのニンニクの芽を使ったレシピのページにリンクしています。参考にされると良いでしょう。
クックパッド | E・recipes | キッコーマン ホームクッキング |
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