金糸瓜(きんしうり)/そうめん南瓜:選び方と保存方法や食べ方
●金糸瓜(きんしうり)の選び方
◆全体に色むらがないもの
金糸瓜を選び時は、全体に色むらがなく、傷も少ないものを選びましょう。色自体はやや薄い緑がかったものから黄色くなったものまでで、黄色いほど熟している状態になります。薄い緑色のものでも寝かせて追熟させることで黄色くなってくるので問題はありません。上の写真は7月下旬に買った時のもので、右の黄色いものはそれから6週間ほど寝かせておき、追熟させた状態のものです。
◆ずっしりと重みがあるもの
手に持ってみてしっかりと重みを感じるものを選びます。
◆軸の付け根が星状に締まったもの
食べ頃になると、軸の付け根がきゅっと星状にしまった感じになります。
●金糸瓜(きんしうり)の保存方法
◆冷暗所に保存
金糸瓜は保存性が高く、かぼちゃと同じように考えて大丈夫です。丸のまま風通しのよい冷暗所においておくだけで数ヶ月もつと言われています。とは言うものの、通常の家庭では夏場の気温が高いので、1~2ヶ月ほどと思ったほうが良いでしょう。
カットしたものはぴったりとラップで包み冷蔵庫に入れておきます。なるべく早く食べきるようにしましょう。
◆冷凍保存
金糸瓜は生のままでの冷凍はかさばるのでお勧めしません。冷凍する場合は、茹でてほぐした状態で密封袋などにいれ、なるべく空気を抜いて冷凍します。
●金糸瓜(きんしうり)の茹で方と食べ方
◆調理のポイント
シャキシャキした食感を活かした料理に使いましょう。また、金糸瓜自体は味や香りがとても弱い食材ですが、言い換えればほとんどクセがないといえます。そのため、ジャンルを問わずいろいろな料理に使えます。
◆下処理
それ以外にも切ったものをオーブンで焼き上げたり、蒸す方法もあります。
◆茹でてほぐしたそうめんカボチャの料理
一般的には酢の物や和え物、おひたし、そしてそうめんのようにめんつゆで食べる事が多いです。「秘密のケンミンショー」では岡山県がそうめんのように食べる事を紹介していましたね。
その他、アメリカやヨーロッパではパスタのようにソースを絡めて食べたり、ブイヨンを使って炒め煮のように味付けしたものを肉料理などの付け合せにしたりします。スウィーツとしても、ほぐした果肉に砂糖を加えて煮込み、ジャム状にしたものをパイに包んで焼き上げたりもします。
◆そうめんカボチャの焼き物や揚げもの
茹でてほぐす以外では、皮と種を取り除き、果肉部分を食べやすい大きさや厚みに切って炭火やオーブンで焼き上げ、塩を振って食べるのもお勧めです。ホクっとしていて、それでいて繊維が独特の食感となって美味しいです。
また、厚さ1cmほどに切って天ぷらにしても美味しいです。
◆金糸瓜(きんしうり)を使った料理をレシピサイトで探す
主な料理レシピサイトの金糸瓜(きんしうり)を使ったレシピのページにリンクしています。参考にされると良いでしょう。
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