ほうれん草(ホウレンソウ)のゆで方

ホウレンソウ

■ほうれん草(ホウレンソウ)の茹で方と茹で時間

 普通のホウレン草はアクがあるので、基本的には生では使いません。一度茹でて冷水に落としてから使います。その際、ビタミンCが失われないように、できるだけ短時間で茹で上げ、冷水に浸す時間も短く、すぐに絞るようにします。塩は加えなくても大丈夫です。

1.よく洗う

根の付け根の部分に砂や土が残りやすいので、流水でしっかりと洗いましょう。

2.根元から茹でる

鍋にたっぷりの水を入れて沸騰させている熱湯の中に、根元部分を先に浸し、1分程湯を根元でかき混ぜるようにして茹でます。

3.次に葉の部分も投入する

根元が曲がりやすいくらいしんなりしてきたら葉全体を浸して10秒程茹でます。これはおひたしやあえ物の場合の茹で時間の目安です。茎の太さや用途によって茹で時間は変えます。

注意点:沸かすお湯の量が少なかったり、一度に大量のホウレンソウを投入すると湯の温度が一気に下がり、茹であがるのに時間がかかってしまいます。お湯は大きめの鍋にたっぷり沸かしましょう。ホウレンソウが多い場合は何度かに分けて茹でましょう。

4.冷水にとる

茹であがったらすぐに氷水に落とし、泳がせるようにして一気に熱をとります。

氷水か流水で一気に冷やすことで色止めします。

5.水気を絞る

冷たくなったらすぐに取り出し、根もとを揃えて余分な水気を絞ります。

5.等間隔に切る

束ねて絞ったほうれん草を、等間隔に切り分けます。

6.保存容器に入れて冷蔵、又は広げて冷凍する

切り分けたものは、1日2日で使い切る場合はタッパーなどに詰めて蓋をし、冷蔵庫に。

冷凍する場合は薄く広げて冷凍し、凍ってから保存袋などに移して冷凍しておきましょう。

●ほうれん草を茹でる時のポイントまとめ

1.根もと部分を先に茹で、葉の部分は更に短時間でしゃぶしゃぶ感覚

2.鍋は大きく湯はたっぷりで

3.切ってから茹でるのではなく、根を付けたままの状態で茹でる。こうすることで余分に栄養が流れ出るのを防ぐとともに、使う際に揃えた形に盛り付ける事が出来ます。

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