黒丸だいこん/RAMOLACCIO
●黒丸だいこんとは
◆ヨーロッパ原産の黒い大根
イタリアやスペインなどヨーロッパから入ってきた黒い大根の品種です。黒長大根と同じく、黒いのは表皮だけで、中の果肉は真っ白です。
国内ではイタリアの種苗会社の物やオランダから輸入されている「ブラックスパニッシュラウンド」という固定種の他、国内の種苗会社からも種が販売されています。写真の物は「ウィンターラディッシュ」という品名で販売されていたもので、おそらく「Nero Tondo D'Inverno」と言われる品種だと思われます。ちなみにこの黒い大根は、日本の一般的な大根の仲間ではなく、ラディッシュの一種だそうです。
◆黒丸だいこんの特徴
黒丸大根はカブのような形をしていますが、葉の形状を見ると大根特有の形をしているのが分かります。根塊の大きさは直径8~10cm程で、表面の皮はザラザラした肌で真っ黒ですが、中は一般的な大根とそう大きな違いは無く真っ白です。
果肉部分は水分が少なく、薄くスライスしたものをかじるとカリッとしたしっかりとした歯ざわりがあり、辛味大根のような肉質です。
生のままかじると表皮が固く口に残る感じがします。味は辛味が強く、おろしにすると辛味大根ほどではありませんがかなり利きます。
◆黒大根の主な料理
見た目のインパクトならやはり生のまま薄くスライスしてサラダなどに加えると綺麗です。
また、煮たり焼いたり、また、天ぷらなどにしても意外と美味しいです。ただ、煮る場合は皮が固く口に残りやすいので、せっかくの黒ですが剥いたほうが美味しく食べられます。
塩コショウしてからニンニクのみじん切りと共にバターかオリーブオイルでさっと炒めると肉や魚料理の付け合わせにもぴったりです。
◆黒大根を使った料理をレシピサイトで探す
主な料理レシピサイトの黒大根を使ったレシピのページにリンクしています。参考にされると良いでしょう。
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