パクチーファラン/ノコギリコリアンダー/オオバコエンドロ:選び方と保存方法や食べ方・使い方

パクチーファラン/ノコギリコリアンダー/オオバコエンドロ

●選び方と保存方法

◆葉が適度に柔らかくみずみずしいもの

パクチーファラン/ノコギリコリアンダー/オオバコエンドロ

パクチーファランの葉の縁のギザギザは葉が固いものは口に刺さり痛いです。葉が若く適度に柔らかいものをお勧めします。

緑が鮮やかでみずみずしいものが新鮮です。黄色っぽいものやしなびているものは避けましょう。

◆保存方法

基本的にはフレッシュのものを新鮮なうちに使いたいものですが、長期保存したいなら乾燥されてしまうこともできます。幸い、本来のパクチーよりも風味が強いので乾燥させても香りはある程度残すことができます。

乾燥は電子レンジをで温めて室内で乾燥させ、また電子レンジにかけて室内にと何度か繰り返し、完全にカサカサの状態になるまで乾燥させて下さい。その後密封容器などに入れ、冷凍保存しておくといいでしょう。

●美味しい食べ方と料理

◆調理のポイント

パクチーファラン/ノコギリコリアンダー/オオバコエンドロ

若く柔らかい葉を使います。ひねた固い葉はトゲも固く食べにくいので、そういったものは細かく刻むなどしなければなりません。

パクチーファランはタイ料理やベトナム料理など東南アジア料理をはじめメキシコ料理などではポピュラーなハーブとして様々な料理に使われています。

本来のパクチーと同じ料理に使えると考えて良いですが、香りはパクチーよりも強いのでそれを念頭に使いましょう。

基本的には、加熱調理するというよりも、仕上げにフレッシュの葉をそのままの形か刻んでトッピングするのが一般的です。

根の部分もすりつぶして調味料として使うことができます。

◆スープ料理のトッピングに

トムヤムクン

タイ料理ではトムヤムクンをはじめ色々なスープのトッピングに用いられ、あの独特の風味の一つとなっています。

ベトナム料理ではフォーなどに他のハーブなどとともにトッピング用としてかごに盛り付けられて出てくることが多いです。日本ではフォーにパクチーを入れるのが当たり前になっている感じがしますが、本場のベトナムではパクチーよりも、主にこのパクチーファランやバイホーラーパー(バジル)、ミントなどがトッピングに使われています。

◆生春巻きやサラダに

ベトナム料理ではお馴染みの生春巻きに、他の食材とともに巻いて使います。また、サラダの中に混ぜて食べても美味しいです。

◆洋食にも

パクチーファラン/ノコギリコリアンダー/オオバコエンドロ

試しに、ニンニクと唐辛子を効かせたアサリのスパゲッティーにパクチーファランを刻んで散らしてみたところ、これがとても美味しく癖になる味でした。

これ以外にもトマトスープ系やトマトソース系との相性も良く、色々な料理に合わせられそうです。

◆パクチーファランを使った料理をレシピサイトで探す

主な料理レシピサイトのパクチーファランを使ったレシピのページにリンクしています。参考にされると良いでしょう。

クックパッド レシピブログ

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