ヒカマ/葛芋:特徴や産地と旬
●ヒカマ/葛芋とは
◆マメ科の多年草で、根塊を食用とする
ヒカマはメキシコが原産とされるマメ科の植物の一種で、原産地では古くから食用とされてきた野菜の一つです。日本では地上に伸びる蔓などの様子が葛と似ていることから「葛芋(クズイモ)」と呼ばれています。
ヒカマという名前はメキシコでの呼び名〝Jicama〝のスペイン語の発音です。
◆ヒカマ/葛芋の特徴
大きさは500g前後のものが多いようですが、大きいものだと2キロを超えるようなものもできるようです。
形は蕪(かぶ)とよく似たやや扁平の丸い形をしたものが多く、表面の色はジャガイモと似たような感じです。
表皮は繊維質で固いのですが、中の果肉は白く生のままでも食べることができます。生のままで食べた食感はヤーコンと似た感じで、かすかに甘味が感じられ梨のようなシャキシャキした食感が楽しめます。
●ヒカマ/葛芋の主な産地と旬
◆主な産地と生産量
主な産地はメキシコをはじめとする中央アメリカ諸国の他、東南アジア一帯でも一般的な野菜の一つとして親しまれるようになっているようです。日本にもメキシコ産などがわずかに輸入されています。今回撮影したものは輸入代理店 株式会社カサナチュラルにご提供いただいきました。
国内でも作れなくはないようですが、まだまだ知名度が低い野菜という事で一般に流通するほどの生産量はありません。
◆ヒカマ/葛芋の収穫時期と旬
メキシコでは10月から3月頃にかけてが収穫時期となっているようです。ヒカマは貯蔵性も高く、産地の市場には通年出回っているようです。
品種 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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ヒカマ/葛芋 |
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