ミョウガ(茗荷/みょうが):選び方と保存方法や料理 ミョウガ 茗荷 みょうが

■美味しいミョウガの選び方と保存方法

●美味しいミョウガを選ぶポイント

ミョウガ 茗荷 みょうが

◆スーパーなどでパック売りされている物のほとんどはハウス栽培されたものです。ふっくらと丸みがあるものを選んでください。

◆自生している物を収穫する場合は、白い花が咲く前の物にしてください。

◆自生している物のミョウガタケは、先の葉が開く前のタケノコのような形の物を収穫します。葉が開くともう硬くて食べられません。

●ミョウガの保存方法

 ミョウガは乾燥しないようにラップか袋に包んで冷蔵庫の野菜室に入れておきます。4~5日は持ちますが、香りが身上の食材なので、なるべく早く食べましょう。

 切った物はラップでピッタリと包み、冷蔵庫に入れておきます。

 ミョウガは独特の風味とシャキシャキした食感が命です。どうしてもというなら冷凍する事も出来ますが、シャキシャキ感が損なわれ、香りも弱まってしまうのでお勧めはしません。冷凍した物は味噌汁の実にするか、炒め物に使いましょう。

■ミョウガの調理のポイントと主な料理

●ミョウガの下処理

◆ミョウガの香りは繊細で揮発性が高いので、使う寸前に刻むようにしてください。刻み置きして時間が経つとあの独特の清々しい風味はかなり弱ってしまいます。

◆アクを抜くため、刻んだ後にさっと水にさらします。長時間さらさないようにしてください。香りも無くなってしまいます。

◆さっと湯通ししてから酢やビネガーに浸けると赤みが増し色鮮やかになります

●ミョウガの刻み方

刻んだミョウガ 茗荷 みょうが

◆繊維に沿って

 繊維に沿うように細く切る場合は、ミョウガを半分に切り、それを縦に視界角度で斜めに刻んでいきます。この切り方をすると、白髪ねぎと混ぜたりした時に綺麗に見え、シャキシャキした歯触りが活かせます。

ミ刻んだョウガ 茗荷 みょうが

◆繊維を切るように

 この切り方は、まず半分に切ったものを、輪切りのように刻んでいきます。これだけでみじん切りに近い感じに仕上がるので、食べた時に口の中でごわごわするような事がなく、冷奴などのトッピングにも豆腐になじみやすく良いでしょう。

●主な料理

◆あくまでも香味野菜なので大量には使いませんが、サラダやマリネ、和え物、酢の物などにすると風味、歯ざわりがアクセントになります。冷奴やそば、そうめんなどの薬味にも美味しいですね。

◆ミョウガはショウガの仲間で、香りも似ていますが、ミョウガの香り成分の方が揮発性が高く、加熱すると香りが薄れてしまいます。それを考慮して調理する必要があります。ソテーしたものは魚料理などの付け合わせにも適しています。適度にほんのりとミョウガの風味が残ります。

◆天ぷらや素揚げにしてもおいしいです。もちろん、揚げたてでないと香りは楽しめません。

◆みょうがたけもほぼ同じような使い方ができます。

●ミョウガを使った料理をレシピサイトで探す

 主な料理レシピサイトのミョウガを使ったレシピのページにリンクしています。参考にされると良いでしょう。

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