石川早生(イシカワワセ):里芋の品種

石川早生/いしかわわせ/きぬかつぎ

●石川早生(いしかわわせ)とは

石川早生 里芋 2012.10.2撮影

◆里芋の代表格

石川早生(いしかわわせ)は土垂と並び里芋の代表的な品種です。大阪府南河内郡の石川村(現河南町)がこの芋の原産地とされ、その地名がつけられています、またその名のとおり早生品種で、宮崎県では7月から収穫が始まります。

子芋は他の品種に比べ小ぶりで、煮物やきぬかつぎにされることが多いです。

きぬかつぎ 皮をむいたもの

◆「きぬかつぎ」の小イモ

8月15日、十五夜の月見はイモ名月とも言われ、この石川早生を皮ごと蒸して塩を振って食べる習慣があります。この料理を「きぬかつぎ」と呼びます。また、秋に採れる石川早生の小さな子芋自体もキヌカツギと呼ばれたりします。

石川早生の子芋は蒸したり茹でると手で簡単につるっと皮がむけます。肉質に粘りがあり、蒸したときに皮離れがいい石川早生ならではの食べ方です。

●石川早生(いしかわわせ)の旬は

◆早生種で、九州産に始まり関東へ

石川早生(いしかわわせ)の収穫時期は早く、九州宮崎県では7月から始まります。そういった九州産が9月頃まで続き、あわせて収穫前線が関西から関東へと移りながら9月には関東でも収穫が始まります。

旬の時期は8月から9月となります。

品種 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
石川早生                        

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