ラディッシュ(二十日大根):特徴と旬の時期

赤丸ラディッシュ 二十日ダイコン ハツカダイコン

●ラディッシュ(二十日大根)の概要と特徴

◆ラディッシュとは

分類: アブラナ目 > アブラナ科 > ダイコン属 > ダイコン > ダイコン変種

学名:Raphanus sativus L. var. sativus

英語:Radish 仏語:radis

中国語:樱桃萝卜

和名:はつかだいこん/二十日大根

 ラディッシュは丸いのでカブの仲間のようにも見えますが、地中海沿岸が原産とされる西洋品種の大根の一種です。

 そもそも、大根は英語で”Radish”=ラディッシュと呼ばれています。日本では二十日大根を始め、主に小さい品種の総称としてラディッシュと呼んでいます。

色々なラディッシュ、二十日大根

 ラディッシュの仲間には赤く丸いものだけではなく、細長いものや白いミニ大根のようなものなどもあります。

●葉の形がダイコンと同じ

  ラディッシュは赤カブのミニ版のようにも見えますが、葉の形を見ればダイコンと同じなので見分けが付きます。同じようにギザギザした切れ込みがある形をしていますよ。というより、植物学的には現在の大根自体、ルーツはラディッシュが長い間に品種改良されてきたものとも言われているので当然の事なのでしょう。

赤丸ラディッシュ 二十日ダイコン ハツカダイコン

 大根部分の表皮は一般的な赤い物の他に、真っ白のものや紫色のもの、黒いものなどがありますが、いずれも中の肉色は真っ白です。

赤丸ラディッシュ 二十日ダイコン ハツカダイコン

●根の部分は当然ですが、葉も美味しく栄養たっぷり

  そしてラディッシュの葉は柔らかく、生のままサラダで美味しく食べられます。カロテンもたっぷりなので、捨てずに食べましょう。

●色々なラディッシュの品種

 ラディッシュには数多く品種があり、内外の種苗会社から種子が販売されています。

■ラディッシュ(二十日大根)の栽培と旬の時期

●ラディッシュの収穫と旬の時期

白くて細長いラディッシュ

 ラディッシュは植えてから収穫できるまでの期間が非常に短く、植えてから20日程で食べられるようになるので二十日大根と呼ばれるようになりました。

 冬の寒い時期を除き、3月頃から晩秋まで栽培収穫する事が出来ます。

●ラディッシュは家庭菜園でも人気

 ラディッシュは株が小さく、土の深さも必要ないので、家庭でもプランターなどで気軽に栽培でき、その期間も短いのですぐに食べられることから人気があります。ベランダで菜園が出来るのは楽しいですよ。

品種 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
ラディッシュ      

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