アナスタシア/黒ピーマン:特徴や産地と旬
●アナスタシアとは
◆ロシア生まれのフルーツピーマン
ロシアで開発された機能性を高めたピーマンとされ、一般的なピーマンよりも糖度が高くフルーツピーマンと呼ばれるもののひとつでもあります。
アナスタシアには今回紹介しているブラックの他、レッドとグリーンもあるようです。
◆アナスタシア ブラックの特徴
大きさは一般的なピーマンと同じくらいですが、先が尖った形をしているのが特徴です。果肉の厚みはピーマンより少し厚めかなというくらいでパプリカのような厚さはありません。
この黒いピーマンの持ち味はフルーツピーマンと言われるように微かな甘みがあることと、色素成分に抗酸化力が強いポリフェノールを多く含んでいることです。
◆アナスタシア ブラックの食味
生のままかじってみると、パリッとした歯触りで、みずみずしくほんのり甘味が口に広がりました。ポリフェノールが多いせいか、苦みというより、後口にリンゴの皮を食べた時のような微かな渋みが感じられます。
●美味しい食べ方と料理
◆調理のポイント
アナスタシアは生のままでも美味しいピーマンで、青臭みやピーマン翌夕の苦みが少ない。
◆サラダ
商品の包材に書かれているように、サラダに加えると彩が良く、シャキシャキした心地よい歯ざわりやピーマンの味がアクセントになって美味しいです。
◆ピクルス
ピクルスにもできますが、色素が溶け出し、漬け汁にほんのり色が付くので、他の素材と一緒に付ける場合は色が移っても良いものを選ぶ必要があります。
◆炒め物
アナスタシアは他のカラーピーマンと同じように炒め物に加えても美味しい。ポイントは短時間で一気に火を通すこと。半生でも全く問題はないので最後に加え一気に絡めるのが良いでしょう。写真は試しにアナスタシアだけをオリーブ油でいためてみたものです。熱によって若干色が抜けているのが分かります。
◆ を使った料理をレシピサイトで探す
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