野沢菜(のざわな):選び方と保存方法や食べ方
●野沢菜(のざわな)の選び方と保存方法
◆葉が活き活きとしているもの
葉先までシャキッとしているものを選びましょう。また、柄の部分に艶があるものが良いです。漬物にした時、最も美味しいのはこの柄の部分で、蕪の付け根から拳1握りから2握り辺りまでと言われています。
◆調理用には小さなもの
背丈が70~90cmにも育ったものは漬物用で、調理するには葉柄が固いので、調理用には30~40cm程の小さなものを選びます。そういったものであれば根の部分も食べることが出来ます。
◆冷蔵庫の野菜庫
漬物用の場合は大きいので冷蔵庫には入りません。濡れた新聞紙などにくるんで凍らない暖房を入れていない室内においておきましょう。調理用のものはすぐに使わない場合はやはり濡らした新聞紙などにくるみ、袋に入れて冷蔵庫の野菜庫に入れておきます。いずれにしても、なるべく早く塩漬けや調理するようにしましょう。
●野沢菜(のざわな)の美味しい食べ方
◆調理のポイント
主に塩漬けや醤油漬けなどの漬物にされます。若い間に収穫したものや、間引き菜、とうだち菜などは一般的な青菜としてお浸しや煮物、炒め物などに使うことが出来ます。
◆野沢菜漬けを色々な料理に
漬物になった野沢菜を使った料理も色々あります。刻んで炒め物に加えたり、おやきの具にも用いられます。特に日が経って酸味が出てきたような漬物は炒め物に使うと美味しいです。
◆塩漬け
- 塩漬けの作り方は色々ありますが、まず野沢菜の根の部分を切り落とします。この時、葉柄がばらばらにならないところで切り落とすのがポイントです。
- それを40度程の湯(風呂の湯程度)でよく水洗います。水でも良いのですが、湯の方が土や虫が取れやすく、手も冷やさなくて済みます。
- 洗いあがったら、冷水にさらし冷やします。温かいまま漬け込むと雑菌の繁殖にもつながり美味しくなくなってしまいます
- 水気を切ったものを樽などに敷き詰めていきますが、この時、野沢菜の重量の3~3.5%の塩を数回に分けて野沢菜に振り掛けながら詰めていきます。塩と共に昆布や唐辛子などを加えても良いでしょう。
家庭で少量作りたい場合は、写真のように密封袋などに詰めても作れます。 - 上から落し蓋をし、重石を乗せておきます。十分に野沢菜から水が出て表面に上がってきたら重石を軽くし、そのまま冷暗所で2~3週間ほど漬け込めば出来上がりです。
◆野沢菜を使った料理をレシピサイトで探す
主な料理レシピサイトの野沢菜を使ったレシピのページにリンクしています。参考にされると良いでしょう。
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