一片種にんにく(プチニンニク)の特徴
■一片種にんにく(プチニンニク)とは
●中が分球せず一個の塊になる品種
一般的なニンニクは六片種などのように、中がいくつかに分球した常態でひとつのニンニクを形成しますが、一片種ニンニクはその名の通り中が分球せず、一個の塊になっています。栽培は種を蒔くか、このニンニクを親として植えます。一個一個の中身は分球しませんが、植えると里芋のように親ニンニクも回りに子ニンニクができてきます。
流通しているもののほとんどは中国産の高山種ニンニクで、香りは一般的なものよりやや穏やかですが、旨みは多く美味しいです。
●ほとんどが中国産
この一片種にんにくは美味しく、また、中が分球していないため皮がとても剥きやすく調理の手間が少なくて済みます。ただ、現在国内で流通している一片種のほとんどは雲南省産の輸入品となっています。今後国産物の増産を期待したいです。
■一片種にんにく(プチニンニク)の写真画像ギャラリー
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