韓国カボチャ/カボッキー/マッチャン/リッチーナ<南瓜の品種
●カボッキー/マッチャン/リッチーナ
◆韓国系カボチャの品種
韓国ではかぼちゃを「ホバク」と呼び、未熟なうちに収穫したものも食べます。宮廷料理や祝の膳などに欠かせないとされるジョンはこの未熟なかぼちゃに小麦粉と卵を絡めて焼いたものです。
日本ではズッキーニの普及で、こうした若取りかぼちゃの食べ方が身近になったこともあり、各種苗メーカーから種が販売されるようになりました。
カボッキーは松永種苗が種を販売しているF1品種で、マッチャンはサカタのタネが販売している品種です。また、タキイ種苗からはリッチーナという名称で販売されています。いずれも蔓性かぼちゃの一種で、ズッキーニと同じように未熟なうちに収穫して食用とします。
カボッキー(松永種苗) |
マッチャン(サカタのタネ) |
リッチーナ(タキイ種苗) |
◆韓国系カボチャの特徴
こうした韓国系のカボチャは果実が600~800g程の大きさのうちに収穫します。見た目はちょっと太目のきゅうりといった感じで、表面はつるっとしていて艶があります。
表皮の色は黄緑色で、薄く縦縞が見られます。食べ方や外見からズッキーニと比較されることが多く、大きさも似ています。中の果肉はズッキーニが白っぽいのに対し、黄色で、種も柔らかく食べた時の存在感はほとんどありません。
●美味しい食べ方
◆韓国系カボチャの特徴
食感はズッキーニより柔らかく、特に加熱調理するとより中の果肉部分が一層柔らかくなります。瓜特有の香りは少なめで、甘味なども無く、その分クセも無いとても淡白な味です。
◆主な料理
炒め物やジョンなどの焼き物の他、味噌汁やスープなどの汁物などにすると美味しいです。また天ぷらやフライなどの揚げ物にも向いています。
◆韓国カボチャを使った料理をレシピサイトで探す
主な料理レシピサイトの韓国カボチャを使ったレシピのページにリンクしています。参考にされると良いでしょう。
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