えごまの葉/エゴマの葉/荏胡麻の葉:特徴や旬の時期
●エゴマとは
◆シソ科の一種
えごまは大葉(青紫蘇)などと同じシソ科の一年草で東南アジア原産が原産とされています。日本では種から油を取るために古くから栽培されてきたようで、種は縄文時代の遺跡からも出てきています。
とはいうものの、葉はあまり食用にはされなかったようです。と言うのも、日本人には同じシソ科の大葉(青紫蘇)や赤紫蘇の清清しい風味の方が好まれ、エゴマの葉は少しクセがあるからといわれています。
近年になって韓国料理の影響で国内でも一般のスーパーに並ぶようになりましたが、大葉に比べるとその消費量は微々たる物です。
◆エゴマの葉の特徴
エゴマの葉は一見大葉と見分けがつかない位にています。同じシソ科だと言うことが一目瞭然ってところです。しかし、含まれている香りは大葉とは少し違い、独特な風味があり、日本人の中でも好き嫌いの分かれるところです。この風味がこれまで野菜として食用とされてこなかった所以なのでしょう。
●エゴマの主な産地と旬
◆主な産地と生産量
近年の健康志向からエゴマの実や、それを絞った油なども見直され各地で栽培されるようになって来ています。ただ、葉の収穫量などのデータは集計されていないようで、詳しい数値は分かりません。
◆エゴマの葉の収穫時期と旬
エゴマの葉はハウス物も含め、通年収穫出荷され、スーパーなどに並んでいますが、露地栽培の場合は初夏から夏に葉が茂るので、この時期が収穫時期となります。9月にはいり秋になると葉が枯れ始め、種の収穫時期になります。
品種 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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エゴマの葉 |
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