紫大根/紫だいこん‐赤いダイコン

紫大根/紫だいこん‐赤いダイコン

●紫大根とは

◆京都市伏見区で作られている大根

紫大根/紫だいこん‐赤いダイコン

この大根は京都市伏見区の直売所で「紫大根」として沢山並んでいたものです。生産者の方に品種を確認して頂いたのですが詳しい来歴は分からないものの、「紅しぐれ」ではないとの事。

紫大根/紫だいこん‐赤いダイコン

大きさは、長さ20cm程で太さは一般的な青首大根と変わらず、ややずんぐりした感じで、紅しぐれとも似ています。外皮の色は上半分強が緑色の青首で、土に埋まっている部分は白いです。根の先の部分に僅かに中が紫色であることをうかがわせる色が見え隠れしている感じです。

また、京都市内の別の八百屋でも見かけたので、地元では以前から作られてきた品種なのかもしれません。

また、詳しい事が分かれば追記したいと思います。

◆美味しい食べ方や料理

切ると断面は中心部から外に向けて放射状に紫色が霜降りのように入っており、紅しぐれとよく似ています。ただ、外側の外皮部分がやや厚く、この部分が緑から白なので紅しぐれとは違うようです。肉質はやや締りがあり、歯ざわりがとても良い感じです。味は辛味があまりなく、少し甘味があります。

向いた料理としては、せっかくなら色を活かしたいので、生のまま薄切りや千切りにしてサラダに使うと美味しいです。また、紅しぐれなどと同じように、酢に反応して赤くなるので、ピクルスや甘酢漬けなどにも向いています。

少し水分が少なめなので、おろしにしても水っぽくなく美味しいです。おろしたときの色はほんのり紫色になります。

紫大根/紫だいこん‐赤いダイコン

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