紅化粧大根/べにげしょう/ベニゲショウ<赤大根<大根
●紅化粧大根とは
◆サカタのタネが開発し販売している品種
紅化粧大根は株式会社サカタのタネが2006年から種を販売している赤大根の品種で、中の果肉は白いタイプになります。消化酵素ジアスターゼの酵素活性が青首ダイコンの約7倍もあるとされています。
◆紅化粧大根の特徴
大きさは一般的な大根よりも小さく長さ20~25cm程です。表皮の色が首から先まで全て鮮やかな紅色で、他の赤大根がやや紫が入ったような色合いが多いのに対し大きな違いとなっています。また、葉柄も付け根から先近くまで赤く色付いています。葉自体は緑色です。
果肉は白色で、中心も含め全く色は入っておらず、果皮の紅色とのコントラストがはっきりとしています。
辛味はほとんどなく、みずみずしくラデシッシュと同じようなコリコリした食感で、ほんのり甘味が感じられます。生のままサラダなどで食べるのに適しています。
酢漬けにすると外皮の紅色が滲み出し、白い果肉自体もピンク色に染まります。
●色を活かした切り方
せっかくの綺麗な赤色を活かすには、薄く輪切りにスライスするか、それを千切りにして一切れ一切れに赤い部分が残るように切るといいでしょう。
または、中の白い部分は普通の大根のように使い、表面の赤い皮の部分だけをかつら剥きにし、それを繊維と平行に千切りにしたものをトッピングにあしらうという方法もあります。そうしたものは鮮やかな赤い千切りになるので印象はとても強くなります。
●紅化粧大根の主な産地と旬
◆栽培のポイント
◆紅化粧大根の収穫時期と旬
収穫時期は寒冷地では7月~8月に種をまき、9月中旬から10月にかけて収穫時期となり、温暖地では9月が種のまき時で11月頃から翌1月頃までが収穫時期となります。
出盛りの旬の時期は11月から12月はじめ頃までとなります。
品種 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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