チコリー(アンディーブ):旬の時期と特徴

チコリー(アンディーブ)

■チコリー(アンディーブ)とは

●キク科 (英)Chicory (仏) Endive

チコリー・レッド/アンディーブ・ルージュ

 チコリーはヨーロッパ原産の野菜で、元来苦味がきつい植物なのですが、日に当てないで白く栽培する事で美味しく食べられるようになった野菜です。食べるのはその芽の部分になります。

 チコリーの仲間は非常に多く、リーフチコリーまたはサラダチコリーと呼ばれているもの、イタリアでラディッキオと呼ばれているものなども同じ仲間です。ここで紹介している先が尖ったキャンドルの炎の形をしたタイプはベルギーチコリーとも呼ばれています。白いものの他に赤いものもあります。

●チコリーとチコレ?どっちがどっち??

 フランス語と英語で名前が逆になっていて、とてもまぎらわしいんです。ここで取り上げているものはフランス語でアンディーブ(endive)=英語でチコリー(chicory)です。一方サラダに使われる、ぎざぎざした葉の野菜はフランス語でシコレ又はチコリ(chicorée)=英語でエンダイブ(endive)といいます。

エンダイブ

エンダイブ(チコレ)はこちら

●少し苦味が特徴

チコリー/アンディーブ

 チコリー(アンディーブ)は歯ざわりがよく、かすかな甘味と少し苦味があり食欲をそそります。

●チコリー(アンディーブ)の主な産地

 ベルギーやオランダで盛んに栽培されており、輸入されています。日本でもまだまだ生産量は少ないですが埼玉県をはじめ北海道などで栽培されています。チコリー・レッドも最近では国産物が出回り始めています。

■チコリー(アンディーブ)が美味しい旬の時期

●チコリーの旬は冬

 輸入物も多く、通年流通しています。、あた、国産物も掘り起こした根を冷凍保存し、必要な分ずつ暗室で栽培することで通年出荷されるようになりました。とはいっても旬は12月末頃から春先3月いっぱいあたりまでです。

旬カレンダー
品種 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
国産物                        
輸入物                        

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