うど菜/ウドナ:特徴や産地と旬の時期
●うど菜とは
◆セリ科ハナウド属 ハナウドの若芽
ウドナと呼ばれているものはセリ科ハナウド属の植物、ハナウドの若芽です。一般に知られるウコギ科の山独活の芽の部分かと思いそうですが、別のセリ科の植物で、春に地面から出てきた若い芽を摘んで食用とします。
このウドナを山菜として食べるのは岡山県を中心とする中国地方で、その他の地方ではほとんど知られていないのではないかと思われます。
◆うど菜の特徴
一見独活の若芽に似ていますが、独活のような太い茎はありません。軸の部分は中空で柔らかく、多少太くても食べやすそうです。
風味はセリと独活を足したような…結構強い香りで、茹でてもかなりクセが強いです。
●うど菜の主な産地と旬
◆主な産地
分布としては関東から九州・四国にかけての野山に広く自生していますが、山菜として食用にしているのは岡山県を中心とする中国地方だけです。この地方では、春を知らせてくれる山菜として古くから親しまれてきたようです。
◆うど菜の収穫時期と旬
収穫は2月の下旬頃から3月にかけてです。春が来ることを知らせてくれる山菜の一つですね。その時期になると岡山県辺りの道の駅や野菜直売所などに並んでいるのを見かけます。
品種 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | ||||||||
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うど菜 |
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