ルバーブの選び方と美味しい食べ方

ルバーブ/食用大黄/ショクヨウダイオウ/しょくようだいおう

●ルバーブ(ショクヨウダイオウ)の選び方

◆鮮度をチェック

ルバーブ/食用大黄/ショクヨウダイオウ/しょくようだいおう

ルバーブを選ぶときは、まず切り口が新しいことを確認します。茶色くなっていたり、断面が傷み始めているようなものは避けましょう。そして柄の表面に張りと艶があるものを選びます。

◆赤いものと緑色の物

ルバーブには柄の部分が赤いタイプと緑のタイプがあります。赤いタイプの方がジャムなどにしたときに色が綺麗で青臭さもないので使いやすいです。緑のものは香りは強い傾向にありますが、肉質が柔らかくジャムにし易いという面もあります。

◆コンポートにするならなるべく太いものを

収穫時期によって太さが変わってきます。初夏の初めに出回るものは太いものが多く、夏に向けて細くなってきます。太い物の方が肉質が柔らかく酸味もしっかりとあるのでコンポートにしたときに美味しく仕上がります。

◆ジャムにするなら赤く細いもの

ジャムを作る場合は赤い色が鮮やかで柄が細いものの方が表面積が多くなる分赤みが強く綺麗なジャムに仕上がります。

●ルバーブ(ショクヨウダイオウ)の美味しい食べ方

◆調理のポイント

酸味が非常に強く、それを活かしてジャムやコンポートにするのが一般的です。また、たるとのトッピングにも用いられます。ルバーブは加熱すると非常に煮崩れし易いのでジャムには向いていますが、形を残したコンポートを作るときなどは注意が必要です。

◆ルバーブのジャム

柄の部分を2~3cm程の長さに切り、ルバーブの重量の30%ほどのグラニュー糖をまぶして鍋に入れ、しばらく放置しておきます。そうするとルバーブから水分が出て来るので、火にかけ加熱します。焦がさないよう混ぜながらルバーブが煮崩れ、ジャム状になったら出来上がりです。柄が緑のタイプは香りが強い傾向にあるので、グラニュー糖をまぶす際、砂糖と同じ割合くらいの白ワインを振り掛けて作ると香りよく仕上がります。

◆ルバーブのコンポート

ルバーブ500gを3~4cmに切ってグラニュー糖200~250g加え、白ワイン250ccを振り掛けてラップをかけ、冷蔵庫で半日または一晩漬け込んでおきます。ルバーブをザルで漉しボールに入れておきます。漉した漬け汁に水250ccを加え鍋に移し、好みでバニラビーンズを加えて加熱します。沸騰したら火を止めてルバーブにかけるように合わせ、そのまま冷まします。冷めたらまた漬け汁を漉し、汁だけ鍋で加熱し沸騰させてルバーブにまわしかけて冷まします。これを3~5回(ルバーブの状態を毎回確かめて調節)繰り返して出来上がりです。ルバーブはすぐに煮崩れるので決して直接加熱させないのがポイントです。

◆ルバーブ(ショクヨウダイオウ)を使った料理をレシピサイトで探す

主な料理レシピサイトのルバーブを使ったレシピのページにリンクしています。参考にされると良いでしょう。

クックパッド レシピブログ 楽天レシピ

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