くれない総太り大根‐赤いダイコン(赤大根/紅大根)
■くれない総太り大根の特徴
●くれない総太り大根とは
「くれない総太り大根」は福井県の種苗メーカー、福種(株)が福泉交配ブランドで販売している生食向き赤い大根のF1品種です。2021年現在は「くれない総太り大根2号」になっています。
●皮が紫色で、中は中心に紫色が入っている
「くれない総太り大根」は根長約20cm、根径約7cmほどになるダイコンで、その名の通り全体に総太り、円筒形に近い形になります。
大根の色は外皮は首辺りが濃い赤色で胴から先までは少し薄いピンク色をしています。
断面は外皮の部分が一定の厚さでくっきりと赤く、中心部分にも紅が入っています。
●酢に浸すと赤くなる
縦半分に切り、それをスライスすると赤いかまぼこのようになります。それを酢に浸すと赤い色がより鮮やかに成ります。甘酢漬けなどにすると綺麗ですよ。
上の写真は奥が生のものをスライスしたもので、手前がそれを酢に浸しておいたものです。
●紅しぐれ大根と比べて
「くれない総太り大根」と同じように外皮と中の中心も色がついている「紅しぐれ大根」と比べてみると、色は「くれない総太り大根」の方がより鮮やかな赤に近く、「紅しぐれ大根」は赤と言うより紫色に近い色合いですね。大きさは明らかに「紅しぐれ大根」の方が太く大きいです。
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