イタリア野菜 エルバステラ/Erba Stellaの特徴や旬の時期
●エルバステラとは
◆イタリア語で「星の草」という名のオオバコの一種
「エルバステラ(Erba Stella)」はイタリア語で『星の草』と言う意味の名前の野菜です。英語では「バックスホーン(Buck's Horn)」と言い『鹿の角』という名前が付けられています。
学名は”Plantago coronopus”でオオバコの一種にあたり、ユーラシアから北アフリカが原産とされ、もとは雑草として自生していたものと思われます。宿根草で、春にロゼット状に細長い葉を伸ばし、寒い冬になると地上部の葉が枯れ根だけで休眠状態になり、翌春また芽を出します。
◆エルバステラの特徴
エルバステラは細長い葉の両側にまばらな間隔で細く張り出した部分があり、大きく成長したものは長さ30cmほどにもなります。生のまま美味しく食べられるのは若く15cmほどの葉です。
食感的にはニラのようなサクサクした感じで、草を食べているな・・・というなんとも言えないワイルドさがありますが、噛むと苦味と共にほんのりと甘味があり、ナッツを思わせるような香りが口に広がります。
●エルバステラの栽培と収穫時期
◆エルバステラの栽培時期
エルバステラは宿根草で、寒さも強く、種まきは3月頃から6月頃までと真夏を避けて9月から10月頃に行います。
◆エルバステラの収穫時期と旬
種を撒いてからはじめに出てくる芽は針状の突起のない細い葉です。それからしばらくすると突起が付いた葉が出始めます。エルバステラはベビーリーフとしても収穫できるので、細い本葉が何本か出始めたくらいから収穫することもできます。収穫は5月頃から11月頃までできます。
品種 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
エルバステラ |
FacebookとTwitter